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ホーム > NEWS > 「大阪の皆さんとFINALを迎えられて嬉しい」 主演の生田斗真来場!映画『土竜の唄 FINAL』 公開記念大阪舞台挨拶レポート

「大阪の皆さんとFINALを迎えられて嬉しい」
主演の生田斗真来場!映画『土竜の唄 FINAL』
公開記念大阪舞台挨拶レポート

高橋のぼる原作の同名漫画を基に、宮藤官九郎が脚本、三池崇史が監督を務めるエンタテインメントシリーズの、3作目にして完結編『土竜の唄  FINAL』が、TOHOシネマズなんばほか全国にて上映中。生田斗真演じる、破天荒な潜入捜査官が豪華客船で麻薬密輸阻止の最後の任務に挑む。堤真一、仲里依紗、吹越満、遠藤憲一、皆川猿時、岩城滉一、岡村隆史、菜々緒らお馴染みのメンバーに加え新キャストが共演する話題作だ。そんな本作の公開記念し、12月4日(土)、主人公の菊川玲二を演じた生田斗真が登壇し、TOHOシネマズなんばで上映後に舞台挨拶を行った。
 
まずは、ここ大阪・なんばでの舞台挨拶が『土竜の唄  FINAL』の宣伝キャンペーンの最後であり、最初で最後の地方での舞台挨拶となるため「ここTOHOシネマズなんばが最終到達地点です。ここで大阪の皆さんとFINALを迎えられて嬉しいです。『土竜の唄』を持って、大阪に戻ってこられてすごく嬉しく思っています。たこ焼きを食べて気合入れてきました」と挨拶し、舞台挨拶は始まった。
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関西出身の関ジャニ∞が、3作通して『土竜の唄』の主題歌を担当したことについては、関ジャニ∞との付き合いは、中学生か高校生ぐらいからの25、6年近いため、「まさか自分が主役を務めた映画の主題歌を彼らが歌ってくれる未来が待っているなんて思ってなかった」と語り、特に本作のエンドロールには『土竜の唄』のダイジェスト映像が流れるだけに、「大きなスクリーンで映像と一緒に関ジャニ∞の歌を爆音で聴けるのは映画館ならではの体験」と感激していた。その流れで、先日のFNS歌謡祭での関ジャニ∞と生田が共に歌った話題になると「自分で思っていたよりも1こか2こぐらい下の音が出たんですが、満足しています」と苦笑いするも、客席からは大きな拍手が起こっていた。
 
撮影の中で印象に残っていることについては寒い場所で夜から朝にかけて撮影したというプールのシーンをあげ、夜中の12時に夜食が配られたものの外に置いてあったため「すごい冷たくてすごい固い、こんなおにぎり食べたことないぐらいキャンキャンに冷えたおにぎりを食べた」と言い、重ねて「今までロケ地で数々のお弁当を食べたけど、一番固くて一番冷たいおにぎりだった」と笑わせた。
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そして、会場のお客さんからの質問タイムに。生田は「舞台挨拶も久しぶりですが、お客様と生のやり取りをさせてもらうのも久しぶりなので楽しみにしています」と感慨深げだった。観客から一番大変だった撮影について質問されると、「アクションシーンはいつも大変で生傷が絶えない」と言い、「三池監督は本番の直前に流れをつけて、僕たちの身体に馴染むか馴染まないかの時に本番を迎え、次の動きを考えながらアクションをするので、アクションシーンは毎回、緊張感がありますし、苦労しました」と語っていた。続けて、『土竜の唄』と言えば、裸のシーンが多いことで知られるが、それに向けての準備について聞かれると、「今回はシリーズを通しても一番裸のシーンが多かったので、3、4ヶ月前からトレーニングと食事制限」をしていたそうだが、「お米を食べたい時は我慢せずに食べていた」と語った。さらに、劇中に登場する「アリエールでしょ」の台詞について質問されると、「元々の脚本には書いてなくて、三池監督が足したシーンです」と言い、一応アリエール側にも確認をとり、OKが出たことで「全力でやりました」と笑わせた。
 
最後に「『土竜の唄』は約8年間かけて『土竜の唄 FINAL』までたどり着きました。Part1時は、Part2、FINALを迎えるとは夢にも思っていませんでした。この『土竜の唄』は、僕自分を大きく変えてくれた作品です。このFINALで菊川怜二ときっちりサヨナラをして、僕自身ひとりの俳優、人間として新たに成長したいと思っています」と挨拶し、舞台挨拶は終了した。
 
取材・文/華崎陽子



(2021年12月 4日更新)


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Movie Data

(C)2021「土竜の唄」製作委員会 (C)高橋のぼる・小学館

『土竜の唄 FINAL』

▼TOHOシネマズなんばほか全国で上映中
出演:生田斗真、鈴木亮平、岡村隆史
菜々緒、滝沢カレン、吹越満
遠藤憲一、皆川猿時、岩城滉一
仲里依紗、堤真一
主題歌:関ジャニ∞「稲妻ブルース」
脚本:宮藤官九郎
監督:三池崇史

【公式サイト】
https://mogura-final.jp/

【ぴあ映画生活サイト】
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