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ホーム > NEWS > ロケ地・京都に念願の凱旋! 主演の沢口靖子をはじめ、内藤剛志、風間トオルら レギュラーキャスト総勢7名が登壇! 『科捜研の女 -劇場版-』京都凱旋舞台挨拶レポート

ロケ地・京都に念願の凱旋!
主演の沢口靖子をはじめ、内藤剛志、風間トオルら
レギュラーキャスト総勢7名が登壇!
『科捜研の女 -劇場版-』京都凱旋舞台挨拶レポート

1999年の放送開始から、“科学捜査”に焦点を当てた、ミステリードラマとして人気を拡大してきたTVシリーズを映画化した『科捜研の女 -劇場版-』が、梅田ブルク7、T・ジョイ京都ほか全国にて上映中。科学捜査研究所のスペシャリストたちが、世界同時多発不審死事件とその裏にいる最強の敵に挑む姿を描く。主演の沢口靖子をはじめ、内藤剛志、若村麻由美、風間トオルらおなじみのメンバーの他、佐々木蔵之介が出演する話題作だ。そんな本作のロケ地である京都で、主人公の榊マリコ(※榊の字は木偏に神の「榊」が正)を演じた沢口靖子をはじめ、捜査一課の刑事・土門薫に扮した内藤剛志、化学研究員・宇佐見裕也を演じた風間トオル、所長兼文書研究員・日野和正に扮した斎藤暁、物理研究員・橋口呂太を演じた渡部秀、映像データ研究員・涌田亜美に扮した山本ひかるら科捜研メンバー、捜査一課の刑事・蒲原勇樹を演じた石井一彰らレギュラーキャスト総勢7名が登壇し、10月2日(土)にT・ジョイ京都で上映前に舞台挨拶を行った。
 
まずは、沢口が「京都の皆さん、ただいま。『科捜研の女 劇場版』を楽しんでくれて、ほんまおおきに。ほんまは初日に京都に来たかったんやけど、緊急事態宣言も明けて、やっと皆さんの前でご挨拶することができました」と関西弁で挨拶すると、内藤が「今日は関西弁で挨拶すんの?」と軽口を叩きつつ「科捜研の女は1999年に京都で生まれて、京都の街で20数年撮影させてもらっています。今後もシリーズは続きますので、京都生まれ京都育ちの科捜研の女を今後とも応援よろしくお願いいたします」、風間は「京都は美しい街ですし、京都じゃないと撮影できないシーンが多くて感謝しています」、斎藤は「僕は福島県生まれなんですが、科捜研の女で京都に来ると帰ってきたな、という感じがします。こんなに大勢の人に観ていただけて嬉しいです」、渡部は「こうして京都で満席のお客様の前で舞台挨拶ができることを光栄に思っています」、大阪生まれだという山本は「15歳ぐらいまで大阪にいて、京阪電車で萱島駅から香里園駅まで学校に通っていました。よく寝過ごして出町柳駅まで行っていたので、京都に帰ってきたな、と感じています。その頃はまさか、京都で自分が舞台挨拶をするとは思わなかったので、こうして京都の皆さんの前で舞台挨拶をすることができて嬉しいです」とそれぞれ挨拶。最後に石井が「ようこそ、おこしやす」と微妙な京都弁で話し始めると、すかさず内藤が「ちょっとちゃうやろ」とツッコミを入れていた。それにもめげず、石井は「決して京都弁を馬鹿にしているわけではありません。僕は京都が大好きで、第二の故郷だと思っているので、京都で科捜研の女の皆さんと舞台挨拶ができて、本当に嬉しいどす」と、それぞれの京都愛を感じる挨拶で舞台挨拶は始まった。
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公開から1ヶ月が経ち、ようやく行われた京都での凱旋舞台挨拶。緊急事態宣言も明け、満席の客席を前にした今の心境を聞かれると、沢口は「満席のお客様を前にして、京都で初日が開いたような感覚です。京都に帰ってくると、撮影所でも「おかえり」と迎えていただいて、ホームに戻ってきたような気がしています。関西独特の言葉からにじみ出る温かさを感じています」と感慨深く語っていた。さらに、沢口は「初めて劇場版を作り、プロモーションをする中で、ファンの皆さんからの熱いメッセージをたくさんいただいて、改めて皆さんに愛されている作品なんだと実感することができました」と話していた。内藤は「京都に帰ってこられて非常に嬉しいです。他局のドラマを嵐山で撮影していたら、見ていた人から「土門さん、これ科捜研の次のやつ?」と話しかけられて、他のドラマだと言っても、「土門さん頑張ってね」と言われるんです。京都に居る限り、僕は土門なんです。それが京都の方に受け入れてもらっているということだし、京都は優しい街だと感じています」と、京都に凱旋した喜びを語っていた。
 
また、映画の中の注目のシーンについて聞かれると、沢口は「20年ぶりに再会した、渡辺いっけいさん演じる元夫が相変わらず不器用に生きている姿を愛おしく見つめる、女性らしいマリコに注目してほしいです。そして、そのふたりの姿を見つめる、内藤さん演じる土門刑事との3ショットは必見です」と笑顔で話すと、内藤は「先日、監督から聞いたんですが、実はあの人が犯人だとわかるカットを敢えて残したそうです。犯人があるシーンで、あることをしているんです。よく見ると、この人が犯人だと気づくそうです。だからもう1回観ると、科捜研や警察よりも早く犯人を見つけられるはずです。皆さんにもう1回観ていただけると、劇場版第二弾が作れるかもしれません」と、再度の鑑賞を勧めると客席からは大きな拍手が起こっていた。
 
長年、京都で撮影しているだけに京都で印象的だったことについて尋ねてみると、映画にも登場した東福寺などの声が上がる中、沢口は「私は嵐山です。紅葉の季節に、ロケに行く時に車中から眺める嵐山が段々色づいていくんです。季節の移り変わりを肌で感じることができるのは、自然が身近な京都ならではの魅力だと感じています。撮影時に声をかけていただくこともあって、「科捜研の女」は、京都の皆さんに支えてもらっている作品なんだと実感しています」と思い入れたっぷりに話していた。よく鴨川沿いを走っているという風間は「朝早く走って帰ろうと思ったら、京都は漬物屋さんが多いので、科捜研見ているよと言って、キュウリの漬物をもらったことがあります」と笑いながら話していた。
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最後に沢口が「今日は本当にありがとうございました。皆さんにお会いできて嬉しいです。今は、season21の撮影真っ只中ですが、周りを飛び交う関西弁や関西風味のお食事にほっとするものを感じながら過ごしています。科学で明るい未来を切り開く、それがこの作品の描くテーマです。映画ではもちろん、新シリーズでも皆さんに元気や勇気、希望をお届けしていきたいと思っておりますので、ぜひこれからも科捜研の女を楽しんでいただけたら、と思います。今日はよう来てくれはりました。おおきに」と関西弁で挨拶し、舞台挨拶は終了した。
 
 
取材・文/華崎陽子



(2021年10月 2日更新)


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Movie Data



(C) 2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会

『科捜研の女 -劇場版-』

▼梅田ブルク7、T・ジョイ京都ほか全国にて上映中
出演:沢口靖子、佐々木蔵之介、若村麻由美
風間トオル、斉藤暁、渡部秀
山本ひかる、石井一彰、西田健
金田明夫、内藤剛志
監督:兼﨑涼介

【公式サイト】
https://kasouken-movie.com/

【ぴあ映画生活サイト】
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