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今年は3名の関西出身者が入選!
世界最大級の自主映画コンペティション
「PFFアワード」の入選作品20本が発表に

9月10日(土)より東京、その後、京都、神戸、名古屋、福岡と、巡回して開催する映画祭《ぴあフィルムフェスティバル》(略して《PFF》)の、自主映画を対象としたコンペティション部門「PFFアワード2016」の入選作品が決定。今年は483本の応募作の中から、関西出身者3名の作品を含む全20作品を本日発表した。
 
「PFFアワード」は、通常の映像コンペに設けられる年齢、ジャンル、上映時間などの制限を一切排し「過去1年以内に制作された未公開作品」であれば、どんな作品も受け付ける。応募された作品は、1作品につき“最低3人以上で必ず最初から最後まで1分1秒もらさず観る”というルールで審査を実施し、一次通過作品を審査員全員で審査した後に入選作品を決定している。過去に、黒沢清、園子温、矢口史靖、塚本晋也、熊切和嘉など名前を挙げるとキリがないほど、プロとして第一線で活躍する映画監督を輩出している本映画祭のメインプログラムだ。
 
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京都府出身の吉川鮎太監督による『Drill&Messy』(写真左)、兵庫県出身の川添ビイラル監督による『波と共に』(写真中央)、同じく兵庫県出身の三浦翔監督による『人間のために』(写真右)と、今年は3名の関西出身監督の作品が入選。東京の最終日、9月23日(金)に行われる表彰式の結果を含め、関西での上映はもちろん、今後の活躍にも注目していきたい。
 
関西では、10月29日(土)~11月4日(金)に京都シネマ、11月3日(木・祝)~6日(日)に神戸アートビレッジセンターにてお披露目される。



「PFFアワード2016」入選作品
(作品名五十音順。上映時間、年齢は応募時のもの)

『ヴァニタス』106分 監督:内山拓也(23歳/新潟県出身)
『おーい、大石』26分 監督:菊沢将憲(41歳/福岡県出身)
『傀儡』77分 監督:松本千晶(22歳/神奈川県出身)
『回転(サイクリング)』16分 監督:山本 英(24歳/広島県出身)
『限界突破応援団』30分 監督:渡邉 聡(23歳/福岡県出身)
『シジフォスの地獄』19分 監督:伊藤 舜(22歳/神奈川県出身)
『食卓』47分 監督:小松 孝(34歳/埼玉県出身)
『楽しい学校生活』5分 監督:前畑侑紀(21歳/鹿児島県出身)
『ツケモノの子』22分 監督:阿部 平(22歳/福島県出身)
『溶ける』45分 監督:井樫 彩(20歳/北海道出身)
『Drill&Messy』40分 監督:吉川鮎太(21歳/京都府出身)
『波と共に』26分 監督:川添ビイラル(25歳/兵庫県出身)
『人間のために』62分 監督:三浦 翔(23歳/兵庫県出身)
『バット、フロム、トゥモロー』60分  監督:鈴木竜也(21歳/宮城県出身)
『花に嵐』76分 監督:岩切一空(23歳/東京都出身)
『福島桜紀行』30分 監督:鉾井 喬(31歳/神奈川県出身)
『また一緒に寝ようね』43分 監督:首藤 凛(21歳/東京都出身)
『もっけのさいわい』45分 監督:中泉裕矢(36歳/茨城県出身)
『山村てれび氏』21分 監督:阿部理沙(31歳/東京都出身)
『私の窓』41分 監督:渡邊桃子(22歳/長野県出身)

 

(2016年7月 8日更新)


Check

Data

《第38回 ぴあフィルムフェスティバル》

[東京]
●2016年9月10日(土)~23日(金) ※月曜休館
 東京国立近代美術館フィルムセンター

[京都]
●2016年10月29日(土)~11月4日(金)
 京都シネマ

[神戸]
●2016年11月3日(木・祝)~6日(日)
 神戸アートビレッジセンター

[名古屋]
●2016年11月11日(金)~13日(日)
 愛知芸術文化センター

[福岡]
●2017年4月開催予定
 福岡市総合図書館

【公式サイト】
http://pff.jp/38th/


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『過ぐる日のやまねこ』
▼7月15日(金)まで 京都シネマにて上映中

【公式サイト】
http://yamaneko-movie.com/