【関西ミニシアター応援企画】
ぴあ関西版WEB×キネプレイディオ
月1で関西のミニシアター系映画館をご紹介!
第3回は、大阪のミニシアター「テアトル梅田」
関西の映画・映像情報サイト「キネプレ」が手がける、映画や映画館にまつわるトークを配信するポッドキャストラジオ「キネプレイディオ」(毎週金曜日に配信)。開始から映画ファンを中心に注目を集めているこのラジオプログラムの中から月1回は当サイトとのコラボ企画の回として関西のミニシアター系映画館を紹介中。ミニシアターに興味はあるけど、どんなところか分からなくて行きづらい…、そんな方でも分かりやすく楽しめる情報をどんどんお届けしていきます。
こちらでは「キネプレイディオ」収録時に聞いた「読むと少しミニシアターに詳しくなって、つい足を運びたくなってしまう」ような、こぼれ話を掲載。「キネプレイディオ」と合わせてお楽しみいただきたい。
第3回 大阪のミニシアター「テアトル梅田」
大阪梅田・茶屋町にある今年で25周年を迎えた2スクリーンの映画館。テアトルシネマグループのひとつで、同じグループのシネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸と共通の会員料金設定がかなりお得なのも魅力。
①立地バツグン、梅田ロフト地下にあります!
梅田・茶屋町の顔と言っても過言ではない梅田ロフトの地下1F。そこは地下でありながら入口とロビーにはたっぷり光が入るため、明るく広々としていて、にぎやかな街中であることを忘れそうなぐらい静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。「お客さまからは、こんなところに映画館があったんだね、とびっくりされることもありますね。ぜひ梅田に来たついで、茶屋町に来たついで、ロフトに来たついでにふらっと来てもらえれば、と思っています」とスタッフ。
②スナックやドリンクも充実!
映画館のスナックやドリンクは、映画を観るときの楽しみのひとつ!という人もいるのでは? テアトル梅田では、ポップコーンなどの定番はもちろん、パンケーキやベーグルなど、他ではあまり見られないフードメニューもあり。さらに、上映作品にちなみスタッフが考案したドリンクを販売していることも。オリジナルドリンク片手に映画を観れば、気分がさらに盛り上がること間違いナシ! オリジナルドリンクに関する記事はこちらも参照ください。
③フィルムも3Dも楽しめる!
現在、全国的にほとんどの映画館がデジタル上映へと移り、昔ながらのフィルムを扱っているところはごくわずか。テアトル梅田にもフィルム用の映写機はあるものの、最近出番は少ないそう。しかし、この夏は注目のフィルム上映が行われます! 同じく梅田にある映画館、シネ・リーブル梅田で上映される「チャップリンの遺体誘拐事件」の実話をもとにした映画『チャップリンの贈り物』の公開を記念して、チャップリン映画2本のフィルム上映を実施! 『街の灯』『モダン・タイムス』、どちらもチャップリンの代表作とも呼べる作品で、世代を超えて今もなお人気の2本です。『街の灯』は7月25日(土)、27日(月)、29(水)、31日(金)、『モダン・タイムス』は7月26日(日)、28日(火)、30日(木)の上映。映画館で観られる機会はなかなかないので、興味のある方はぜひ! また7月18日(土)からは、バレエ界に革新的な風を吹き込み、大ヒットを記録したマシュー・ボーン演出・振付の「白鳥の湖」を映画化した『マシュー・ボーンの「白鳥の湖」3D』も上映。フィルムと3D、同時期に同じ映画館で観られることはめったにない!? 過去の名作も、最新技術を駆使した映像も両方楽しんじゃいましょう!
取材・執筆 野間弓加
第1回「元町映画館」はこちら
第2回「京都みなみ会館」はこちら
(2015年7月16日更新)
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