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関西出身者4名の作品を含む20作品が明らかに!
世界最大級の自主製作映画のコンペティション
「PFFアワード」今年の入選作品が決定!

 9月12日(土)から東京、その後、京都、神戸、名古屋、福岡にて開催される映画祭《ぴあフィルムフェスティバル》(略して《PFF》)のコンペティション部門「PFFアワード2015」の入選作品が決定し、関西出身者4名の作品を含む全20作品が本日明らかとなった。
 
 「PFFアワード」とは、過去に、黒沢清、園子温、矢口史靖、塚本晋也、熊切和嘉など名前を挙げるとキリがないほど、プロとして第一線で活躍する映画監督を輩出している本映画祭のメインプログラム。今年は、昨年の528作を上回る577作がエントリーされ、そこから約4ヶ月にもおよぶ厳正な審査を通過した作品が発表された。
 

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 大阪府出身の山元環による『ゴロン、バタン。キュー』(写真:左上)、奈良県出身の峯達哉による『チェンゲリア』(写真:右上)、大阪府出身の中尾広道による『船』(写真:左下)、京都府出身の籔下雷太による『わたしはアーティスト』(写真:右下)と、今年は関西出身監督の作品が4作も入選! 先に開催される東京での反応をチェックしつつ、(東京の)最終日9月24日(木)に行われる表彰式の結果にも期待したい。
 
 自主映画とは、情熱のみで作られた映画。未来の巨匠(かもしれない)彼らの作品から、その熱量の高さをぜひ劇場で感じてほしい。関西では、10月3日(土)~9日(金)に京都シネマ、10月31日(土)~11月3日(火・祝)に神戸アートビレッジセンターでお披露目される。



PFFアワード2015入選作品(タイトル50音順)

『甘党革命 特定甘味規制法』   監督:諸星厚希(21歳/広島県)
『あるみち』         監督:杉本大地(21歳/東京都)
『いさなとり』        監督:藤川史人(30歳/広島県)
『異同識別』         監督:佐々岡沙樹(32歳/山口県)
『嘘と汚れ』         監督:猪狩裕子(30歳/東京都)
『海辺の暮らし』       監督:加藤正顕(28歳/東京都)
『大村植物標本』       監督:須藤なつ美(24歳/東京都)
『帰って来た珈琲隊長』    監督:佐々木健太(30歳/北海道)
『ゴロン、バタン、キュー』  監督:山元 環(22歳/大阪府)
『The Escape』        監督:島村拓也(25歳/東京都)
『したさきのさき』      監督:中山剛平(24歳/高知県)
『チュンゲリア』       監督:峯 達哉(26歳/奈良県)
『ひとつのバガテル』     監督:清原 惟(22歳/東京都)
『船』            監督:中尾広道(36歳/大阪府)
『マイフォーム』       監督:跡地淳太朗(28歳/青森県)
『みんな蒸してやる』     監督:大河原 恵(21歳/東京都)
『ムーンライトハネムーン』  監督:冨永太郎(22歳/福島県)
『モラトリアム・カットアップ』監督:柴野太朗(22歳/新潟県)
『幽霊アイドルこはる』    監督:井坂優介(26歳/茨城県)
『わたしはアーティスト』   監督:籔下雷太(31歳/京都府)
 
※作品は50 音順です。※監督の年齢は応募時のものです/地名は出身県です。

(2015年7月10日更新)


Check

Data

《第37回 ぴあフィルムフェスティバル》

【公式サイト】
http://pff.jp/37th/


[東京]
●2015年9月12日(土)~24日(木) ※月曜休館
 東京国立近代美術館フィルムセンター

[京都]
●2015年10月3日(土)~9日(金)
 京都シネマ

[神戸]
●2015年10月31日(土)~11月3日(火・祝)
 神戸アートビレッジセンター

[名古屋]
●2015年11月12日(木)~15日(日)
 愛知芸術文化センター

[福岡]
●2016年4月開催予定
 福岡市総合図書館

Check!

PFFアワード2014入選作品関西上映情報

田辺・弁慶映画祭ベストセレクション2015
『還るばしょ』(監督:塚田万理奈)
7月20日(月・祝)・24日(金)
シネ・リーブル梅田
※詳細は劇場HPにてご確認ください。