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「大阪のために撮った映画!」
人気俳優、斎藤工主演の忍者アクション映画
『虎影』大ヒット御礼舞台挨拶レポート

 
 現在公開中の『虎影』の大ヒットを記念して、出演の斎藤工、芳賀優里亜、三元雅芸、水井真希、西村喜廣監督が、梅田ブルク7で舞台挨拶を行った。
 
 本作は、愛する者を救うため、一度は捨てた刀を再び握る抜け忍の生き様が、最先端の特殊造形技術と併せて楽しめる忍者アクション映画。
 
 主演の斎藤工が入場すると、熱っぽい拍手に加え、多数の黄色い声が飛び交い、会場のボルテージは一気に頂点へ! 大阪のイメージを聞かれた斎藤は、「東京にはない、鮮やかな、あでやかな都市ですね。…だいぶ気を遣って喋ってるのわかります?」と、お茶目な笑顔を覗かせ、「大阪と言えばヒョウ柄!」とツッコむ西村監督に、「それは偏見です!」と、切り返す一幕も。
 
 監督は、特殊造形・特殊メイクとして、世界に名を馳せる西村喜廣監督。先にNEWSでもお伝えした園子温監督の『リアル鬼ごっこ』や、今夏公開の『進撃の巨人』でも特殊造形プロデューサーを務める時の人。腰にトラ柄のウエストポーチを装着して登場し、「映画も僕もツッコミどころ満載ですけど、大丈夫?」と不安げに客席に向かって問いかけると、温かい拍手が湧き起こった。
 
 斎藤演じる“虎影”の妻“月影”を演じた芳賀優里亜は、夫婦役を演じるにあたって「(事前の)コミュニケーションはゼロでした!」としながらも、「演じるうちに、息子の“虎月”(石川樹)を通じて家族になった感じ」と、まさに“子はかすがい”な夫婦関係をのぞかせた。
 
 ちなみに、西村監督は、テスト(リハーサル)をせずに、いきなり本番を始めるそうで、虎影のライバル“鬼卍”を演じた大阪出身の三元雅芸は「こんな現場はいままで見たことがない!」と力説。「打合せもあまりしない監督なので、飲み屋で『ルパン三世/カリオストロの城』の石川五右衛門と、『爆裂都市』のヤバい兄弟を見ておいてと言われました」と、役作りの核も明かした。
 
 特殊メイク・脚本協力としてもクレジットされている“目なし”役の水井真希は、撮影前に3時間かけてメイクを完成させ、寒い時期にふんどし一丁だった撮影を振り返り「自分自身が特殊メイクに関わってるからこそ出来た」と笑顔。監督も「彼女になら、無茶なこともやらせやすい!ありがたい!」と、太鼓判を押した。
 
 この作品は、世界すべてのファンタスティック映画祭(ホラー、ファンタジー、SF、アクションなどに特化したジャンル映画祭)への出品も決定し、海外での手応えも上々。斎藤も「続きが見たいという声がたくさんあれば、2が出来るかも。虎影ファミリー(観客)のみんな、応援しようぜ!」と、続編出演への意欲を見せ、「これは大阪のために撮ったと言っても過言ではない作品だから」と、リップサービスも忘れなかった。
 
 最後は、「みんな、写真撮っていいよ」の、斎藤の一声で撮影タイムに突入!熱気ムンムン、大盛況の舞台挨拶となった。
 
取材・文/hime



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(2015年6月29日更新)


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左から、西村喜廣監督、水井真希、斎藤工、芳賀優里亜、三元雅芸

Movie Data


©「虎影」製作委員会

『虎影』

●梅田ブルク7、T・ジョイ京都ほか全国にて上映中

【公式サイト】
http://www.torakage.com/

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/167204/