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アニメ好きだけでなく映画好きも注目する
韓国発のアニメーション作品を一挙上映!
《花開くコリア・アニメーション2015》開催

 大阪では今年で7回目の開催となる、韓国の良質なインディーズ・アニメーションを多数紹介する上映会《花開くコリア・アニメーション2015》(以下《花コリ》)が、4月3日(金)~10日(金)の8日間、大阪市・中崎町のPLANET+1で開催される。過去にはイ・ビョンホンが声優を務めた『マリといた夏』や、ヤン・イクチュンが声優を務めた『豚の王』など、日本国内では観る機会があまりない作品を字幕付で上映し、アニメーション好きのみならず映画ファンなどからも親しまれている上映会だ。
 
 韓国唯一のインディーズ・アニメーション映画祭《インディ・アニフェスト》で上映された作品の中から、今年の《花コリ》では、“円の世界”“三角のバランス”“四角いフレーム”の3つのテーマに基づき選出された短編23作品をテーマごとに3プログラムに分けて上映。2014年2月に韓国内でロードショー公開、その後も《新千歳空港国際アニメーション映画祭》などで上映され話題となった長編作品『ウリビョル1号とまだら牛』もあわせて上映される。
 
 

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 『ウリビョル1号とまだら牛』は、俳優のユ・アインとチョン・ユミを声優に迎え、魔術によって姿を牛に変えられた青年キョンと人工衛星「ウリビョル1号」ことイルホというロボット少女の冒険を描く長編ファンタジー。監督は、前作『ウルフ・ダディ』などで、日本を含む世界各国で様々な受賞歴を持ち、韓国の若手インディーズ・アニメーション界でも高く評価されているチャン・ヒョンユン監督だ。4月4日(土)には、スペシャルイベントとして、同監督の『ウルフ・ダディ』を含む過去の短編作品の上映と監督自身が来場しスペシャルトークも開催する予定(なんとこちら入場無料!)。
 
 その他にも、戦前1920~30年代の日本のアニメ(漫画映画)を弁士と生演奏を付けて上映する特別企画もあり。詳しくはこちらもご覧ください。ユニークなラインナップが揃った今年の《花コリ》に是非ご注目いただきたい。



(2015年4月 2日更新)


Check
左上:多数のアニメーターがリレー形式で映像を繋いだリレーアニメーション『Peace Dream』(韓国作家+日本アニメーション協会員+トーチカ/約9分)
右上:広島国際アニメーションフェスティバルにて審査委員特別賞、アヌシー国際アニメーションフェスティバルにてグランプリを受賞した『椅子の上の男』(チョン・ダヒ/約7分)
左下:映画『水の声を聞く』に出演している玄里と松崎颯が声優を務める、自堕落な日常の懺悔録『日々の罪悪』(キム・イェオン/約7分)
右下:デヴィッド・ボウイの絵に興味が沸く

Event Data

《花開くコリア・アニメーション2015》

日程:4月3日(金)~10日(金)
会場:PLANET+1
   ※駐大阪韓国文化院ヌリホールでの上映もあり。
料金:1回券 一般1000円 学生800円
   パスポート 一般3000円 学生2000円
   ※日本サイレントアニメのみ1500円均一

【公式サイト】
http://anikr.com/2015/top.html