NEWS

ホーム > NEWS > 安藤サクラ、井浦新、川畑要、武田梨奈、 チャン・シャオチュアン(ジョセフ・チャン)、 ウェイ・ダーションらが出席 「アジアン スター フェスティバル」レポート

安藤サクラ、井浦新、川畑要、武田梨奈、
チャン・シャオチュアン(ジョセフ・チャン)、
ウェイ・ダーションらが出席
「アジアン スター フェスティバル」レポート

 3月6日(金)夕方、大阪・道頓堀のとんぼりリバーウォークの特設会場にて、大阪とアジアの映像文化の交流を図るレッドカーペットイベント「アジアン スター フェスティバル」が開催され、出席者は道頓堀川を西から船に乗って登場し、船から陸地に上がりステージへ。川を挟んだステージ前に早くから集まっていた出席者のファンらや戎橋周辺を通行中の人々らが拍手と歓声を贈り、イベントを盛り上げた。
 
 梅田ブルク7ほか大阪市内の映画館やホールなど数会場に渡って、アジア各国から選りすぐった最新の映画を一気に約50本上映する映画の祭典《第10回 大阪アジアン映画祭》の開催を祝して開催された本イベントには、映画祭のオープニング作品である日本映画『白河夜船』に出演する安藤サクラ&井浦新と若木信吾監督、そして「オーサカ Asia スター★アワード」に出席する台湾の人気俳優チャン・シャオチュアン(ジョセフ・チャン)、台湾映画『KANO~1931海の向こうの甲子園~』プロデューサーのウェイ・ダーション、インドネシア映画『武士道スピリット』に出演する川畑要&武田梨奈と監督やプロデューサーら、香港映画『点対点』の監督ら映画関係者のほか、松井一郎大阪府知事、大阪府広報担当副知事「もずやん」(着ぐるみ)らが出席した。
 

asfes_a.jpg

 昨年の《大阪アジアン映画祭》でオープニングを飾った『KANO~1931海の向こうの甲子園~』は、台湾が日本統治下にあった時代を背景に日本から来た鬼コーチの指導のもと、無名の弱小チームから台湾代表として甲子園大会の決勝戦にまで勝ち進んだ野球部の実話を描く感動作。本国での大ヒットを受けて、今年は甲子園球場を訪れる台湾からの観光客が急増したという。そこで、日本と台湾の文化の交流や観光振興に大きく貢献したということで、ウェイ・ダーションに大阪から感謝状と記念品の贈呈を実施。ウェイ・ダーションは「この映画で多くの観光客が大阪に訪れたと聞いて私も嬉しく思います。今も『KANO』は上映中ですのでもっと多くの方にご覧いただきたいです。そして、映画を観た日本の方々も台湾を訪れてくださればいいなと思います」とメッセージを送った。
 
 インドネシア映画『武士道スピリット』に日本人キャストとして出演する武田梨奈は、本イベントへの招待に対する感謝の意を述べた後、映画祭で審査員を務めることに触れ「盛り上げていけるように頑張りますのでよろしくお願いします!」とはつらつとした笑顔でコメント。同じく日本人キャストとして同作に出演する川畑要は「初めての映画出演なんですが、それがなんとインドネシア映画ということで、この作品がインドネシアと日本の架け橋になってくれると本当に嬉しいなと思います。日本で公開されることを本当に願っています」と呼びかけた。
 
 そして、イベントのトリは『白河夜船』のメンバー。以前、ひとり旅で大阪を訪れたことがあるという安藤サクラは「20歳の誕生日を迎えたのもこのすぐ近所。道頓堀は思い出の場所なんです」と嬉しそうに話しつつ、「映画『白河夜船』よろしくお願いします!」としっかりPR。
 

asfes_4.jpg

 一方で、井浦新は「日本人にしか描けない日本の情緒を映した映画がもっともっと増えればいいなと思っています。みなさんもどうぞたくさん映画を観てください。こんな素晴らしい場所に呼んでいただいて…」と落ち着いたトーンで話していたが、遊覧船がステージ前を横切ったり、道頓堀のビジョンでは大音量でCMが流れたり…。井浦は、遊覧船に乗った観光客に笑顔で手を振りつつ、いろんな広告看板が数多く並ぶ周辺を見渡しながら「情報量がいっぱいありすぎですね、さすが大阪です!」と笑顔を見せた。



(2015年3月 7日更新)


Check
左から、安藤サクラ、井浦新
左から、川畑要、武田梨奈
チャン・シャオチュアン(ジョセフ・チャン/張孝全)
イベント後はまた船に乗って退場。途中、グリコの看板前で記念撮影も。

Event Data

《第10回 大阪アジアン映画祭》

会期:3月6日(金)~15日(日)
会場:梅田ブルク7/ABCホール/
   シネ・リーブル梅田/シネ・ヌーヴォ/他

《大阪アジアン映画祭》サイト
http://www.oaff.jp/