佐藤健、青木崇高、大友啓史監督が登壇した
『るろうに剣心 京都大火編』大ヒット御礼!
10都市弾丸日本縦断<大阪編>舞台挨拶レポート
映画『るろうに剣心 京都大火編』が、オープニングから9日間で134万人を動員し、興行収入は17億円突破の大ヒット。これを受けて、主演の佐藤健、前作に引き続き出演している青木崇高、大友啓史監督の3人が、9日(土)・10日(日)の2日間にわたり全国10都市(福岡、広島、大阪、京都、名古屋、北海道、仙台、盛岡、埼玉、東京)で計12回の舞台挨拶を行なった。
9日(土)、この日は台風の接近で大阪夏の一大イベント「なにわ淀川花火大会」の中止も発表されるほどの悪天候だったが、上映終了後で興奮冷めやらぬ観客で満員の大阪ステーションシティシネマは熱気ムンムン。3人の登場に、割れんばかりの大きな拍手と歓声が会場内に鳴り響いた。
まず、佐藤は「皆さまお疲れ様でした!この映画、ドッとくるよね? 余韻に浸ってほしいところですが、皆さまと少しお話出来ればと思います。よろしくお願いします!」と挨拶。
青木は「こんにちは。みなさん映画を観てくださって、マラーミン サラマッポ(ありがとう)」と、突如なんだかよく分からない言葉で挨拶。客席からは「違う違う!」、佐藤からも「ここジャパン!」とツッコまれていた。青木は先日フィリピンで行われたアジアプレミアで覚えた「タガログ語が出てもた」と笑顔。また、阪神タイガースの帽子をかぶって登場した青木は「これ毎日かぶってますから。映画の中でもかぶってたでしょ」と話し、会場内の笑いを誘った。
大友監督は「おかげさまでいいスタートが出来ました。この1週間でカナダ~フィリピンと行き、現地の熱狂を目の当たりにしてきました。カナダでは上映前では初のスタンディングオベーションが起きていました。大阪の熱狂も背中を押されている気分です。『伝説の最期編』に向かって突っ走って行きます。どうぞよろしくお願いします」と各地での大反響の喜びを語った。
その後は、観客からの質問に答える質疑応答タイムへ。

一つ目は「日常生活で“ござる”が出ることないですか?」という質問。佐藤は「常に使っていましたよ。僕だけでなくスタッフも。監督も「本番でござる」とか「カットでござる」とか言って(笑)」と冗談半分で答えると、すかさず「そんなことあったか?」と大友監督。
二つ目は「劇中(土屋太鳳演じる)操ちゃんにすごく引っ張られていますが大変ではなかったでしたか?」という質問。この質問に対しては「あの撮影の日は土屋さんにとって撮影初日で、僕は彼女と初めてお会いしました。眉毛がピクピク動いて、ものすごい勢いでお芝居されるので衝撃を受けましたね。なんだこの子!? 面白いなと思って、ちょっと笑ってしまった。その場面が実は本編に使われているんです」と佐藤。大友監督も「面白かったから使っちゃった。あのシーンの操ちゃんの眉毛は注目ですよ」とすでに鑑賞済みの方にはもう一度観なおしが必要な裏話が。
三つ目は「最後に登場する福山雅治さんの今後はどうなるんですか?」という質問。しかしこれは「あのね、いろいろやると思うよ」と大友監督。誰もが気になる福山の劇中での今後の活躍については、9月13日(土)公開の『伝説の最期編』を待つしかないようだ。

その後、大阪にゆかりのある有名人から届いたという佐藤、青木、大友監督の3人に宛てた手紙をMCが代読。「博多では蒼井優ちゃんから、広島では高橋メアリージュンちゃんからでしたけど、、」と佐藤らは、首をかしげて誰からの手紙なのか考え聞いていたが……。手紙の最後に明かされた送り主はなんと、青木! 大阪・八尾出身の青木からの手紙だった。「俺か!俺やったわ!ふたりが寝てる間に移動の新幹線で書いたわ!サプライズでしたぁ!」とイタズラした少年のような顔でケラケラ笑う青木を見て、佐藤と大友監督も大笑いした。
最後に登壇した3人を代表して佐藤が「(本作は)ありがたいことに大ヒットしています。待ってくださる皆さんがいるから、続編が作れたし、無事に公開できました。ここに立たせていただいていることにも本当に感謝しています。とは言え、『るろうに剣心 伝説の最期編』とふたつでひとつの作品です。是非、それを盛り上げるために力を貸してください。よろしくお願いします」と挨拶し、締めくくった。
(2014年8月11日更新)
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