佐々木蔵之介と本木克英監督、
そして大物スター(!?)猿の菊千代が登壇した
『超高速!参勤交代』舞台挨拶レポート
佐々木蔵之介主演の歴史エンタテインメント『超高速!参勤交代』が、6月21日(土)より大阪ステーションシティシネマほかにて公開。公開を間近に控えた7日(土)に御堂会館にて開催された試写会に、主演の佐々木蔵之介と本木克英監督、そして本作に出演している猿の菊千代が登壇、舞台挨拶を行った。
まず、京都出身の佐々木は「ホームの関西でこんなにたくさんの人に集まって頂き嬉しい」と感無量な様子で挨拶。続いて、本木監督は「映画の後半にものすごい数の忍者が出てくるのですが、京都で撮影したのでかなりの方が大阪の方です(笑)。今日ご親戚の方などお越し頂いているかもですが、忍者役なのでお顔は分からないです」と笑顔で話した。
映画は、徳川吉宗が将軍を務めていた時代を舞台に、通常であれば8日間を要し、莫大な費用がかかる参勤交代をたった5日で成し遂げよという無理難題を押し付けられた小藩の殿様が難関を乗り越え、奇想天外な作戦によって超高速で参勤交代を実現させようとする姿を描く歴史エンタテインメント。
撮影での苦労話を聞かれた佐々木は、劇中で使用する“いわき弁”について「濁音をどこで入れたらいいのか、法則性がなくてすごく難しかった。方言指導の先生に何度も教えて頂いた」と話したが、「見事な“いわき弁”でしたよ!」と本木監督からはお褒めの言葉が。

その後、すかさず猿の菊千代が「僕も殿と同じ京都出身なので、いわきなまりには苦労しました」とトレーナーを介してコメントした。すると、「菊千代さんはパンが好きでパンがないと(衣装の)頭巾を叩きつける、もっとも気難しい俳優さんでした」と本木監督。佐々木も「現場では僕らがすべて準備を整えてから菊千代さんが入ってこられて、一番最初に帰られてた。ぶどう、キウイ、マンゴーとごちそうばっかり食べてらっしゃいました」と菊千代の大物スターぶりを明かし、場内の笑いを誘った。
最後に佐々木は「今日来て頂いた方は応援団だと思いますので、今から携帯で写メ撮ってもらいましょうか。映画を観て面白かったら10人に送って下さいね!」と言い、監督と共にステージ上から客席通路に降りて“超低速!場内練り歩き”を行い、観客は大興奮! 突然の写メタイムに会場は大盛り上がりとなった。
(2014年6月 8日更新)
Check