岡田将生の制服姿もこれで見納め!?
『オー!ファーザー』試写会
特別ゲストが登壇した舞台挨拶レポート
伊坂幸太郎の同名小説を岡田将生を主演に迎え映画化したサスペンスコメディ『オー!ファーザー』が、5月24日(土)よりテアトル梅田ほかにて公開。それを記念して、22日(木)同劇場にて実施された試写会に特別ゲストとして寡黙なスナイパー役として出演しているタレントの長原成樹が「岡田くんじゃなくてゴメンね~」と言いながらにこやかに登場、舞台挨拶を行った。
映画は、タイプのまったく異なる4人の父親をもつ高校生・由紀夫が、ある出来事をきっかけに次々と奇妙な事件に巻き込まれていく様を描くサスペンスコメディ。『アヒルと鴨のコインロッカー』『重力ピエロ』以来、3度目の伊坂作品への出演となる岡田将生が主演を務め、忽那汐里がヒロイン役を演じるほか、佐野史郎、河原雅彦、宮川大輔、村上淳が父親役を演じる。

主演の岡田は、4人父親がいるということを除けば、いたってフツーのどこにでもいる高校生という役柄。しかしそれについて、「岡田くん、もう25歳なんで正直これで高校生の役は終わりにしたいと言っていましたよ~」と明かし「似合うのにねぇ」と付け加えた長原。岡田の制服姿はもしかしたら本作がラストになるかも? ファンは劇場で観て、目に焼き付けておこう。また一方で、長原が演じた役については「僕は、大阪生まれの大阪育ちですから、標準語の役は本当に難しい。同じ大阪出身の(宮川)大輔の役は原作では標準語やのに関西弁で演じてて羨ましい。これ、イジメかな? 悔しい!」と嘆き、会場の笑いを誘った。
また、タレント業のほかに役者、作家、映画監督としての顔も持つ長原は「映画の撮影は“朝から晩まで”ではなく“朝から朝まで”。寝る時間はない。藤井(道人)監督も寝る時間がなく、やつれていっていたけど目はギラギラして楽しそうだった」と映画製作に対する楽しみを語り、さらに現在自身が監督する映画を準備中だと発表した。
最後に、これから本作を観る方たちへ「この映画は原作に忠実で、映画を観たら人に優しくなれるような物語。スピード感があるので、もう終わり?まだ観ていたいなと思うような作品です。楽しんでください」とPRし、イベントを締めくくった。
(2014年5月23日更新)
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