若手注目株ナンバー1！神戸出身の若手俳優･野村周平の映画初主演作野村、松島庄汰、浜尾京介、松岡卓弥らのフレッシュな魅力が全開の青春ストーリー『クジラのいた夏』が公開に - NEWS

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若手注目株ナンバー1！
神戸出身の若手俳優･野村周平の映画初主演作
野村、松島庄汰、浜尾京介、松岡卓弥らの
フレッシュな魅力が全開の青春ストーリー
『クジラのいた夏』が公開に

　NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』や吉田大八が演出した名作CM『最後の試合』に出演し、今後もフジテレビ開局55周年記念ドラマ『若者たち』が7月より開始、入江悠監督『日々ロック』が今秋公開と出演作が相次ぐ、今若手注目株ナンバー1の野村周平が映画初主演を務める青春ドラマ『クジラのいた夏』が5月3日(土)より、シネマート心斎橋にて上映中。

　主人公は地方都市で暮す青年チューヤ(野村周平)。彼は夢も目的もなく日々を過ごしていたが、現状を打破するために東京に出ることを決意。地元を離れる日に親友のJ(松島庄汰)、ギズモ(浜尾京介)、町田(松岡卓弥)が大送別会を開くというストーリー。しかし、過去の思い出が邪魔をしてチューヤはなかなか引越しすることができない。そんな彼を見た友人たちはチューヤに“ある提案”をする…。

　野村演じるチューヤのほかに松島庄汰、浜尾京介、松岡卓弥ら人気の若手俳優たちが出演。彼らのフレッシュな魅力が全開の作品だ。中でも、浜尾京介は勉強に専念するため今年の2月で引退したばかり。ファンはもちろん、今後が楽しみな若手俳優だっただけに、その姿を目に焼き付けておきたい。浜尾の引退前に行われた先行上映会では、キャスト4名と吉田康弘監督による舞台挨拶が行われた。

　昨年の8月に8日間掛けて富山や群馬などで行われたという撮影について、キャスト4人は「人生で一番暑かった」「海が楽しかった」と、映画の中の仲の良い友人関係そのままな雰囲気で、無邪気に楽しかったシーンや暑さの話などで大盛り上がり。過酷な暑さの中で行われた撮影の影響で、日に焼けてどんどん黒くなっていく様子も本編でご確認いただけるはず。また、劇中披露する野村の赤ふん(赤いふんどし)については、使用感を出すために「実は色にもこだわった」と裏話を明かし、会場は大きな笑いに包まれた。

　そして、それぞれの役柄について聞かれると「チューヤは東京にも出れないし、好きな子に正直に気持ちも伝えられない。意気地なしという言葉が合っているのかな」(野村)、「Jはとりあえずアツい男ですね。アツくて友達思い」(松島)、「ギズモは一言で言うと“変”(笑)。言葉やしぐさがおかしいので」(浜尾)、「町田は“KY”という言葉しか思いつかない。僕自身もそうなんですが、空気を乱すというか…。でも町田は優しいから”優しいKY”で」(松岡)。それを聞いた吉田監督は「よくキャラクターをつかんでくれている！」と満足げな表情を浮かべた。

　その後、監督の印象について聞かれると「兄貴のような存在ですね」(野村)、「最初、井筒監督のお弟子さんと聞いていたのでお会いするまでちょっと怖かったんですが、実際は真逆でした」(松島)、「僕には神様です。監督が一番疲れているはずなのにいつも笑顔で引っ張って下さって、こんな監督さんいらっしゃるんだなと、素晴らしいと思いました」(浜尾)、「僕は演技が初めてだったので不安を抱えながら入ったんですが、想像よりも本当に優しくて、僕らの意見も取り入れてくれたり、僕らと対等に接してくれたのがうれしかったです」(松岡)と4人とも大絶賛。吉田監督はテレながら「お小遣いあげないとな」と冗談をいいながら、その信頼関係の深さを示した。

　本作は、チューヤが地元を離れる最後の1日を描いた話でありながら、過去の思い出が絶妙に交差される展開が見事。「東京では撮れない絵が撮れたと思う！」と吉田監督も自信たっぷりの1作となっている。バカだけど可愛いらしい、高校生男子ならではの友情関係をさわやかに描く青春映画『クジラのいた夏』にご注目いただきたい。

（2014年5月 3日更新）

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