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映像アートの祭典
《イメージフォーラム・フェスティバル2014》
一部注目作品をご紹介!

 実験性の高い映像作品(実験映画、メディアアート、インディペンデント映画など)の第一線を毎年数多く紹介し注目される映像アートの祭典《イメージフォーラム・フェスティバル2014》が、5月17日(土)~23日(金)まで京都シネマにて開催される。
 
 全国から441作品寄せられた一般公募の中から最終審査ノミネート作品として選ばれた16作品「ジャパン・トゥモロウ」(一般公募部門作品)や、2013年以降に制作された日本を代表する映画作家たちによる新作28作品「ニューフィルム・ジャパン」(日本招待部門)、世界の映画祭などで話題を集めている10作品「ニューフィルム・インターナショナル」(海外招待部門)の3部門に、今年度の特集「ユートピア 夢想の発火点」では、理想の世界を思い描くことで飛躍する想像力が持つ可能性に着目した9作品が上映される。
 
 『シルヴィアのいる街で』が注目されたホセ・ルイス・ゲリン監督の新作『ある朝の思い出』『アナへの2通の手紙』や、ロシア映画の巨匠アレクセイ・ゲルマンの遺作『神様はつらい』、シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀作品賞を受賞したアート系ゾンビ映画『ハレー』ほか、イメフォ関係者に聞いた注目の作品をご紹介。すでに東京ではゲリンらが審査員を務めた「ジャパン・トゥモロウ」(一般公募部門作品)の授賞式が行われ、各賞も発表済み。それら受賞作品も合わせて是非、チェックして!
 
 
Rプログラム 5/20(火)14:30~

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『メタボリズムを超えて』

『アンダー・コントロール』(2010)のフォルカーザッテルとシュテファニー・ガウスが国立京都国際会館を通じて、高度経済成長を経て現在にいたった我々の思い描く未来について問いかけるドキュメンタリー。モダン建築に興味のある方は、実際に国立京都国際会館を見学するのもおススメ!

 


 

Oプログラム 5/23(金)16:45~

IFF2014_SF02-Doctor-Fabre-Will-Cure-You.jpg『ファーブル博士があなたを癒します』
「ファーブル昆虫記」で有名な昆虫学者アンリ・ファーブルの曾孫で、演出家・振付家・アーティストのヤン・ファーブルの日記と、彼が行ってきたパフォーマンスを原案につくられた映画的ポートレート。どういう風に癒してくれるのか期待したい。
 


 

Qプログラム 5/19(月)19:00~

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『マナカマナ』
昨年話題を呼んだ『リヴァイアサン』の監督デュオによるプロデュース作品。巡礼者の願いを叶えると言われるネパールのマナカマナ寺院。そこを訪れるために乗るケーブルカーで捉えた、人々の期待や驚嘆、充足などの感情の移ろいがユニークなドラマを創造する。




(2014年5月12日更新)


Check

Event Data

《イメージフォーラム・フェスティバル2014》

【公式サイト】
http://imageforumfestival.com/

日程:5月17日(土)~23日(金)
会場:京都シネマ
料金:当日1回券1200円/当日4回券3200円/フリーパス券8000円
<特別鑑賞券>
1回券1000円/4回券3200円/フリーパス券8000円
※特別鑑賞券は、サークルKサンクス、セブンイレブン、
チケットぴあなどで発売中(Pコード:465-464)!

チケット情報はこちら

本年度の受賞作品

【大賞】
『消失する回路』(長谷川俊介/13分/)
 5月19日(月)16:45~Gプログラム(ほか3作品と共に上映)
【寺山修司賞】
『花芽』(中野咲/5分)
 5月20日(火)19:00~Aプログラム(ほか9作品と共に上映)
【優秀賞】
『Waiter』(山田遼志/8分)
『GYRO』(円香/6分)
 5月20日(火)19:00~Aプログラム(ほか8作品と共に上映)
『雲とか虫とかテツジョウモウ』(栗原みえ/68分)
 5月23日(金)14:30~Dプログラム(ほか2作品と共に上映)