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ホーム > NEWS > 「綾野剛くんじゃなくてすみません」 井上真央&中村義洋監督が京阪中之島駅に登場! 『白ゆき姫殺人事件』公開記念 特別列車出発式レポート

「綾野剛くんじゃなくてすみません」
井上真央&中村義洋監督が京阪中之島駅に登場!
『白ゆき姫殺人事件』公開記念
特別列車出発式レポート

 京阪沿線上初の映画館“TOHOシネマズくずはモール”のオープンを記念して、先日、『白ゆき姫殺人事件』公開記念特別列車の出発式が京阪中之島駅で行われ、主演の井上真央と中村義洋監督がサプライズゲストとして登場した。特別列車に乗車する観客に手を振りながら、ホームを歩き登場したふたり。その今までにないイベントに「独特ですね。初めての経験です」と井上。続けて中村監督も「不思議な感じですね」と話した。
 
 映画は湊かなえの小説を基に、過熱報道、ツイッターなどネット炎上、口コミの衝撃といった現代社会が抱える“闇”に焦点を当てたサスペンス。ある女性の不可解な殺人事件を機に“疑惑の人”となった主人公を中心に、噂が噂を呼び、多くの関係者が翻弄される姿が描かれる。
 
 中村監督は「とにかく面白い映画です。観てもらえれば必ず満足していただけると思う。たくさんの人に観てもらいたい」と自信たっぷり。本作で地味なOLを演じた井上は「周りの人それぞれの主観でその人のイメージは変わるものなので、それに合わせて演じ分けるのは、微妙にしぐさや台詞を変えたりして。難しいんだけど楽しかったです」と撮影を振り返った。ひとりの女性でありながら周りから見たイメージの違いを井上ら俳優たちが見事に演じ分けているところが本作の見どころだ。また、役作りについては、「監督と話して、ただ暗い女性にするのではなく、彼女なりに一生懸命明るくしようとしての地味さを出そうとしました」とコメント。そんな井上を中村監督は「撮り始めたら、演技を見ているだけで面白かった。役を託せる俳優ってなかなかいないけど、頼りになる女優さんです」と絶賛した。
 
 そして、このイベントに来る前にツイッターを見たという井上は「今日のイベントに綾野剛が来るらしいと書かれていて…。私ですみません(笑)。綾野剛くんの分までがんばります!」と苦笑いを見せながらも、最後に「本作はいろんな楽しみ方があるゴシップ・エンタテインメントです。情報の怖さ、真実を見つけることの難しさも感じるのではと思います。これを見て、いいつぶやきをしてもらえたら」と笑顔でPRした。
 
 特別列車は、中村監督が特製のヘッドマークプレートを掛け準備を整えると、井上が「『白ゆき姫殺人事件』特別列車、TOHOシネマズくずはモールへ出発進行!!」と合図を送り、列車が走り出しイベントを終了した。



(2014年3月25日更新)


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Movie Data

©2014「白ゆき姫殺人事件」製作委員会 ©湊かなえ/集英社

『白ゆき姫殺人事件』

●3月29日(土)より、大阪ステーションシティシネマほかにて公開

【公式サイト】
http://shirayuki-movie.jp/

【ぴあ特設サイト】『白ゆき姫殺人事件』徹底解剖
http://cinema.pia.co.jp/special/shirayuki/