日本版で主人公アナの声を担当した神田沙也加が
TOHOシネマズ西宮OSにて伸びやかな歌声を披露!
アニメ映画『アナと雪の女王』舞台挨拶レポート
ディズニー創立90周年を記念してつくられ、今もっとも話題を集めているアニメ映画『アナと雪の女王』(3月14日(金)より大ヒット公開中)のプレミア試写会がTOHOシネマズ西宮OSにて、映画公開前日の13日(木)に行われ、日本版で主人公アナの声を担当した神田沙也加が舞台挨拶を行った。

先日発表された第86回アカデミー賞にて主題歌賞「Let It Go」&長編アニメーション賞を受賞した本作。受賞の発表を数日前からそわそわし、当日も緊張していたという沙也加は、その受賞が発表された瞬間、立ち上がって「獲ったぁ!」と声を上げて喜び、思わず関係者に「獲りましたね!」と大興奮で電話をしたという。
そんな世界的な話題作となった本作で、アナの声を演じるにあたって「(話す言葉が)何語だろうが、アナは本当に魅力的な女の子で、その魅力はスクリーンから飛び出さんばかりに溢れていると思いました。そんなアナを観客のみなさんにも「応援したいな」と思っていただけるように気をつけて演じました」と振り返った。

また、アナとは「思い立ったら即行動ってところが似ているかも。あと、顔も似ているとよく言われます」と満面の笑顔を見せ、続けて「演じていても楽しかったです。感情のジェットコースターにアナと一緒に乗ってるようだった」と嬉しげな表情で話した。
ドラマティックミュージカルである本作は歌も重要なポイント。劇中披露する歌に関しては「すごくキャッチーで1度聞いたら口ずさんでしまうような楽しい曲ばかり。歌えることが嬉しくてしょうがなかったです。レコーディングはあっという間に終わってしまって、もっと歌いたいという気持ちになりました。本当に大好きな歌です」とコメントした。

その後は急遽、劇中でアナが歌う「生まれてはじめて」を舞台上で披露する一幕も。そのキュートで伸びやかな歌声に観客はうっとり。歌が終わると会場は大きな拍手に包まれた。
最後は「雪や氷の映像美が素晴らしく、史上初のWヒロインの話が描かれる物語など見どころ満載。アカデミー賞を獲った「Let It Go」、先ほど歌わせていただいた「生まれてはじめて」も含め、映画の中には全編通して素敵な曲がいっぱい出てきます。メロディを持ち帰って帰り道で口ずさんでいただいたりしたら嬉しい! 映画を楽しんでください」とこれから映画を観る観客にメッセージを送った。
本作の主人公は、触れるものを凍らせてしまう禁断の力をもった女王エルサと、彼女を愛している妹アナ。エルサは自身の力を制御して成長し、女王に即位するが、ついに自身の力を制御しきれずに真夏の王国を冬に変えてしまう。映画は、アナが愛する姉を救うため、雪に閉ざされた王国を救うために旅立つ様を描き出す感動作。日本語版エルサの声を松たか子が、アナの声を神田沙也加が、雪だるまオラフをピエール瀧が務めていることでも話題の必見作だ。
(2014年3月15日更新)
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神田沙也加
お客様と記念撮影
TOHOシネマズ西宮OSのスタッフが館内に作った『アナと雪の女王』の装飾