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ホーム > NEWS > 「ほっこり温かくなる映画なので  寒い日にもオススメです」(東出) 木村文乃、東出昌大が参加した 『すべては君に逢えたから』舞台挨拶レポート

「ほっこり温かくなる映画なので
 寒い日にもオススメです」(東出)
木村文乃、東出昌大が参加した
『すべては君に逢えたから』舞台挨拶レポート

 クリスマスを間近に控えた男女10人がおりなす恋模様、人間模様を描くラブストーリー『すべては君に逢えたから』が11月22日(金)より公開。それを記念して、先日なんばパークスシネマにて先行上映会が実施され、出演者で今大注目の若手俳優、木村文乃&東出昌大による舞台挨拶が行われた。また、その日は舞台挨拶前に、なんばパークス2階グレイシアコートにある光の滝イルミネーション「なんば光旅」の点灯式にもスペシャルゲストとして登場、一足早いクリスマスムードを大勢の観客と共に味わった。
 
 映画は1日に100万人以上が利用するJRの東京駅を舞台に人間不信に陥った社長や遠距離恋愛をしているカップル、余命三か月を宣告された新幹線運転士、気になる先輩に告白できないでいる大学生など、様々な男女の人生と恋愛の行方を描き出していく群像劇。
 
 JR東日本の全面バックアップのもと、東京駅とその周辺で大規模なロケ撮影を敢行したとのことで、木村は「終電から始発までの本当に短い時間で一気に撮影したので、なかなか大変でした」と振り返った。
 
 木村文乃、東出昌大のほかにも、玉木宏、高梨臨、本田翼、市川実和子、時任三郎、大塚寧々、小林稔侍、倍賞千恵子ら、多彩なキャストが顔を揃える東京版『ラブ・アクチュアリー』とも言える本作。「それぞれの登場人物のエピソードもあり、ラブストーリーとは言ってますが、いろんな年代の方が観て楽しんでいただける映画になっていると思います」と、複数の物語が折り重なる本作の魅力を木村は語った。
 
 東京のドレスメーカーに勤める雪奈(木村)と建設会社の仙台支社に転勤になった拓実(東出)という遠距離恋愛するカップルを演じたふたり。東出は「24歳くらいの年頃の男の子が仕事に一生懸命になって、彼女への気遣いが出来ていないという状況はよくあると思うので、その世代の代表になれればと思って演じた」とすんなりと役に入れたよう。一方、木村は「今までは個性の強い役が比較的多かったので今回のような普通の女の子の役はどうしていいのか迷いました」と東出とは対照的に苦労した様子。また、遠距離恋愛の経験もなかったという木村は「今回の雪奈という役とわたしがどれだけリンクできるかが大事だったので、完成作を観てわたしが遠距離恋愛をしたらこうなるんだ…と見てはいけないものを見たような気持ちになりました」と複雑な心境を笑顔で明かした。
 

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 NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」の撮影で大阪に長期滞在中の東出は、淀川に夜釣りに行ったり、このイベントの前日も福島の有名なおでん屋「花くじら」に行ったとか。木村に大阪のオススメ場所を聞かれると「新世界の辺りとか昔の町並みが変わってないんじゃないかな? 昭和な感じがして面白いですよ。あと、中之島も綺麗だし」とかなり大阪を満喫している東出。続けて、「(この日の)打ち上げもお好み焼きにたぶん行くって。映画に関係ない話をしてごめんなさい(笑)」とコメント、東出の自然体な雰囲気に観客も笑顔に。
 
 
 最後にメッセージとして「寒くなってきましたが、この映画は大切な人に会いたくなって、想いを伝えたくなるような温かい気持ちになっていただけると思います。キュンキュンできる要素がたくさんあるので、是非楽しんでください」と木村。それを受けて、東出は「ちょっと普通の映画とは違った特殊な作りになっているのでそういうところも楽しんでいただけると思います。本当にほっこり温かくなる映画なので寒い日にもオススメです」と締めくくり本作をPRした。



(2013年11月21日更新)


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左から、木村文乃、東出昌大

Movie Data

©2013 「すべては君に逢えたから」製作委員会

『すべては君に逢えたから』

●11月22日(金)より、
 大阪ステーションシティシネマほかにて公開

玉木宏 高梨臨/木村文乃 東出昌大/本田翼/
市川実和子/時任三郎 大塚寧々/
倍賞千恵子 小林稔侍

監督:本木克英
脚本:橋部敦子

【公式サイト】
http:///www.kiminiaeta-movie.jp

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/162932/