偉大な父を持つ歌姫と言えば、この方!
高橋真麻によるスペシャルトークショーも
『レ・ミゼラブル』
ブルーレイ&DVD発売記念試写会レポート
アカデミー賞3部門受賞、日本での観客動員470万人、興行収入58億円を突破し、国内ミュージカル映画歴代1位を記録した映画『レ・ミゼラブル』のブルーレイ&DVDが現在発売中。そこで“芸能界での偉大な父を持つ歌姫”といえばこの人、高橋真麻をスペシャルゲストに、ブルーレイ&DVDリリースを記念した特別試写会が梅田で行われた。

「シンデレラ・ハネムーン」を歌いながら登場した高橋真麻に会場は大盛り上がり。自然と歌に合わせて手拍子が起きた。そして、歌いきった後は「歌った時に笑ってもらえるのが一番!」と満面の笑みを見せ、挨拶。『レ・ミゼラブル』のストーリーは知っていたが、「ちゃんと知ったのはこの映画がきっかけ」という彼女が、父で俳優の高橋英樹のことを含めて家族のこと、愛のことなど、映画に因んだ様々なエピソードを語った。
――映画の感想は?
「あまりのストーリーのすごさにビックリしちゃって。ヒュー・ジャックマンを中心とした色々な人の人生が交錯する様子が描かれていて、悲しさとか、時代の切なさとか。とにかくすごい映画だな、と。また役者の方々がこんなに歌えるだなんて、すごいなと思いました。アン・ハサウェイなんて、きれいでかわいくてスタイルよくて演技も出来て、歌も歌えるなんて。どうすんのそんな完璧で! って感じですよね!」
――映画のキャストについて
「ジャン・バルジャンはすごくカッコいいですよね! 普段、人の身体を見ないのですが、ヒュー・ジャックマンのガタイのすごさにはビックリしちゃいました。最初は洋服で隠れているのに、ある瞬間「はっ! こんなにすごいの」って思っちゃうんです。お顔が小さくて胸板があついから、本当にすごいんですよ! そうゆうところもぜひ観てみてくださいね」

―― 『レ・ミゼラブル』ではヒュー・ジャックマン演じるジャン・バルジャンが娘のコゼットをまっすぐに愛する姿が見受けられますが、ご自身のお父様、高橋英樹さんと重なる部分はありますか?
「“高橋英樹の娘”ということで、ちやほやされることが多いと思ったのか、親が「きっちり育てなければ」という考えで、すごく厳しかったです。もちろん、愛情のある厳しさですが、実際は周りにちやほやされることもなく、ただ単に厳しく育てられた感じですね(笑)。でも、厳しさも愛情のうちだと思いますし、感謝しています。甘えさせてくれるところは十分に甘えさせてもらったので、“飴と鞭”の差が激しかったのでしょうかね。ただ、このヒュー・ジャックマン演じるジャン・バルジャンの父親としての愛情はすごいな、と思いました。特にコゼットに対する愛情には私はビックリです。コゼットが好きになった人を、ジャンは自分の命に代えてでも助けるというシーンがありますが、私には理解できませんでした。でも父親に聞いたところ、「まぁ、娘のためだから…」と言って。「父親ってそういうものなんだ…」と驚きました」
――『レ・ミゼラブル』のBlu-ray、DVDが発売に。どんな時に、どんな場所でどんな方と一緒に観たいと思いますか?
「誰とどこで何人で観ても楽しめる作品。ただ、“綺麗な涙を流したい時”に観ていただきたいですね。また“一人で延々と泣きたい時”に一人で観られるのもいいですし、もちろん、大事な人や家族、友人と、どの場所で観てもいいと私は思います」
――では、最後に
「『レ・ミゼラブル』は1回目に観た時もすごいと思いましたが、2回目はもっと落ち着いて観れましたし、3回目は周りの色々なモノが観れました。何回も何回も回を重ねるごとに違った感覚で観られると思います。きっと、この映画を観たら、Blu-rayを買っちゃいたくなると思います!」
(2013年6月25日更新)
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