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ポルトガルの新星ついに関西上陸!!
ジョアン・ペドロ・ロドリゲス監督の
ポップでビザールな映画世界に注目を

 先月、東京のアテネ・フランセ文化センター、神奈川の川崎市市民ミュージアムで開催され長蛇の列を作り、関西でも早耳の映画ファンには話題となっている《ジョアン・ペドロ・ロドリゲス レトロスペクティヴ》がいよいよ4月9日(火)より関西で開催される。

 
 ジョアン・ペドロ・ロドリゲス監督の作品は、現実のリアルな描写と濃厚な夢や幻想が入り混じり、同性愛など性的な主題を、パワフルかつポップに映し出す。どこか、ヨーロッパの先鋭的アートに通じる作風だ。処女長編『ファンタズマ』(00)がヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門でプレミア上映、2作目『オデット』(05)は、カンヌ国際映画祭インディペンデント映画部門で特別賞を受賞、3作目『男として死ぬ』(09)は、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でプレミア上映され、トロント国際映画祭、ニューヨーク映画祭、サンフランシスコ映画祭など数多くの映画祭に出品、2009年の「カイエ・デュ・シネマ」誌の年間ベストテンに選出された。新作が発表されるたび、フランスの「リベラシオン」や「カイエ・デュ・シネマ」「レ・ザンロキュプティーブル」などで大きく取り上げられている。
 
 また、この素晴らしき才能を日本に紹介するために自ら監督に交渉し、企画、日本語字幕つけ、宣伝、上映にいたるまでの全てを行った映画批評家の大寺眞輔が来阪するトークイベントや、シモーヌ深雪ら有名ドラァグ・クイーンによるメイク講座などのイベントも開催。この世界が注目するポルトガルの新星ジョアン・ペドロ・ロドリゲス監督の貴重な上映会に注目してほしい。



《ジョアン・ペドロ・ロドリゲス レトロスペクティヴ》

 
【日時】4月9日(火)~21日(日) ※15日(月)休館。
平日:15:00~/19:00~
土日:11:00~/15:00~/19:00~
【上映作品】『これが私の家』(97/50分)/『万博への旅』(98/54分)/
『ハッピー・バースデー!』(97/14分)
※4/20(土)19:00の回、1回限り『火は上がり、火は鎮まる』(2012/27分)/
『聖アントニオの朝』(2012/25分)/『チャイナ・チャイナ』(2007/19分)
【料金】一般1200円/学生1000円(要学生証)
※4月17日(水)19:00の回は大寺眞輔(映画批評家)によるトーク有。
 
ドラァグクィーン・メイク講座
【日時】4月12日(金)/4月19日(金) 19:00~
【講師】シモーヌ深雪/
【アシスタント】アフリーダ・オー・ブラート/ショコラ・ド・ショコラ
【参加費】1回:2000円(メイクセットが必要な方は別途1000円)
【持ち物】メイク道具一式(普段お使いのもの)、付けまつげ、鏡
 
◆会場②◆シネ・ヌーヴォ
【日時】4月19日(金) 20:00~
4月20日(土)~26(金) 20:40~/4月27日(土)~シネ・ヌーヴォXにて続映
【上映作品】『オデット』(2005/98分)
【料金】一般・学生1200円/シニア1000円
※4月19日(金)は大寺眞輔(映画批評家)によるトーク有。
 
【日程】4月18日(木)
【上映作品・時間】15:30~『男として死ぬ』(2009/140分)/
18:00~大寺眞輔(映画批評家)によるトーク/
19:00~『羊飼い』(88/7分)/『紅い夜明け』(2011/29分)/『追憶のマカオ』(2012/82分)
【料金】1日通し券:一般1500円/同志社大学学生・職員無料/他大学生1200円

(2013年4月 8日更新)


Check

Movie Data

『男として死ぬ』


『追憶のマカオ』


『チャイナ・チャイナ』


『聖アントニオの朝』

《ジョアン・ペドロ・ロドリゲス レトロスペクティヴ》

●4月9日(火)~21日(日)、中之島デザインミュージアム
●4月19日(金)~、シネ・ヌーヴォ
●4月18日(木)、同志社大学寒梅館ハーディーホール

【主催】
http://dotdashfilm.com/

【facebook】
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