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百獣の王を目指す男、武井壮が登場!!
サイボーグ戦士と特殊能力バトル!?
『009 RE:CYBORG』イベントレポート

 1964年より連載されていた石ノ森章太郎の未完の傑作漫画「サイボーグ009」を『東のエデン』『攻殻機動隊S.A.C』シリーズを手がけた神山健治監督がオリジナルストーリーにてよみがえらせた長編アニメーション映画『009 RE:CYBORG』が、いよいよ10月27日(土)より梅田ブルク7ほかにて公開される。舞台は2013年、かつて世界を救ってきた9人のサイボーグたちが、ギルモア博士の呼びかけにより再び集結し、世界各地で起こる無差別テロ事件に立ち向かう姿を描くアクション大作だ。本作は、Production I.Gとサンジゲンが共同制作で作り出した新プロジェクトで、伝統的な手描きアニメのテイストとデジタル3Dを融合させた映像表現にも注目が集まっている。

 
 そこで、本作の公開を記念して、映画に登場する9人のサイボーグ戦士同様、陸上競技・十種競技の元日本チャンピオンという特殊能力を持つタレント、武井壮が来阪し、“サイボーグ戦士と想像上で戦う”というスペシャルイベントが実施された。
 
 想像上で猛獣と戦うネタ(?)で人気を博し、「笑っていいとも」の新レギュラーにも抜擢された彼だが、この依頼はさすがに無茶ぶりだったようで、武井自ら「今回のオファーが来たときは驚きました。正義のヒーローを倒しては駄目でしょう」と困った様子。しかし、対戦相手の特色をリサーチし、それぞれの対戦相手に合わせた対策を練って対決が開始された。中でも、紅一点・サイボーグ003:フランソワーズに関しては「女、子供には手を出さない」という信念を以前から持っている彼は「相手が可愛い子であればすべての攻撃を受けきってやります。僕の1番の長所は半端じゃない打たれ強さ、そして猛烈な回復力の速さにありますから」と男らしい発言をするものの、結局、すべての対決はなんとか話し合いに持っていきドローとなった。
 
 そして、イベント終了後には「百獣の王になりたいと言って戦っているところばかりをテレビでご覧になっていただいてるかもしれませんが、むやみに生き物を傷つけたいと思ってるわけではありません。なるべく動物と一緒に平和に暮らしたい。そのためには動物と戦っても負けない自分でいないといけない。そういう気持ちで動物の知識を集め、その集めた知識を実践するために日々トレーニングしています。それをまず大前提に、なるべく戦わず、血を流さずドローということにさせていただきたい」と本音をこぼした。
 
 会場に集まった観客の声援にひとつひとつ答え写真撮影にも気軽に応じ、観客に対して自分が神戸の某大学出身であることを話すなど笑顔の絶えない楽しいイベントとなった。また、アクションヒーローものは昔から大好きという武井は本作を「アクションシーンが半端じゃない。今まで見た3Dより建物など背景が実写かと思うほどリアルで大迫力。そこに是非注目してほしい」と見どころを語った。映像のクオリティーの高さはもちろん、正義とは何なのか改めて考えさせられる壮大なストーリーにも注目していただきたい1作だ。



(2012年10月26日更新)


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Movie Data



(C)2012『009 RE:CYBORG』製作委員会

『009 RE:CYBORG』

●10月27日(土)より、梅田ブルク7ほかにて公開

【公式サイト】
http://www.ph9.jp/

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/157746/


Event Data

急遽、舞台挨拶が決定!

【日時】10月28日(日)  9:00の回上映前
【劇場】梅田ブルク7
【登壇者】神山健治監督/斎藤千和(003役)
MC:石井朋彦プロデューサー(予定)
【料金】一般・大学・専・高校生2,200円
中学生以下・シニア・障害者1,700円
【Pコード】550-477

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