スーパーヒーロー勢揃いのドリーム・ムービー
『アベンジャーズ』日本語吹替版で
ジェレミー・レナー演じるホークアイの
声を務めた宮迫博之が来阪！

　アメリカで史上最高のオープニング記録を樹立するなど、大ヒットのニュースが飛び交っている、『アイアンマン』や『インクレディブル・ハルク』、『マイティ・ソー』など、マーベル・コミックス出身のスーパーヒーローたちが一堂に会すドリーム・ムービー『アベンジャーズ』が8月14日(火)よりTOHOシネマズ梅田ほかで公開される。地球を襲う巨大な脅威に立ち向かうドリームチームの闘いを描くとともに、ヒーローそれぞれが抱える苦悩のドラマが展開していく。ロバート・ダウニー・Ｊｒ．やスカーレット・ヨハンソン、サミュエル・Ｌ・ジャクソン、ジェレミー・レナーら超豪華なキャストにも注目の作品だ。公開に先立ち、『ボーン・レガシー』などの人気シリーズへの出演が相次ぐジェレミー・レナー演じるホークアイの日本語吹替版の声を務めた宮迫博之が来阪した。

　まずは、日本語吹替版でのホークアイの声優というオファーを受けた時の率直な感想を聞いてみると宮迫は、「『アイアンマン』や『インクレディブル・ハルク』、『マイティ・ソー』などは映画館で観ていたので、そんなスーパーヒーローが全部集まる映画があるんだと思って楽しみにしていました。まずは、驚きとすごいなというのが率直な感想だったんですが、その一員であるホークアイの声優をやらせていただくと聞いて、スーパーヒーローの声ができると喜んだんですが、ホークアイは人だと聞いて「あれっ!?」と思いました(笑)。でも、映画を観たらめちゃくちゃかっこいい役だったので、光栄だと思いました」と、元々アニメやコミック好きで知られる宮迫だけに、テンションが上がっていたようだ。ちなみに、宮迫が一番好きなキャラクターを尋ねると「僕は、パワードスーツへの憧れがめちゃくちゃあるので、『アイアンマン』が一番好きです」とすぐに答えが返ってきた。

　今回宮迫が声優を務めたホークアイは、地上最強の弓の名手として知られる少し陰のあるキャラクター。そんなホークアイについて宮迫は、「出演者の中でもぐんを抜いてかっこよくて、セクシーなのがホークアイですよね。それに、この映画はヒーローそれぞれのバックボーンを丁寧に描いているんですが、ホークアイのドラマだけでもスピンオフで1本映画が作れるぐらいですよね。僕自身が、その映画を観てみたいと思っているんですが、その時声が変わっていたらショックですよね(笑)」と、本作の登場人物の中で最も謎が多いホークアイのバックボーンを考えながら、声を演じつつ、次回作への期待を口にしていた。

　また、宮迫は家族で本作を観賞したようで、家族の反応を聞いてみると、「子どもは「かっこいい」って言ってくれていました。僕も上映時間はあっという間に感じましたし、子どもも「もう終わり!?」って言うぐらい映画にのめり込んでいましたね」と、子どもと一緒に2時間24分という上映時間を思う存分楽しめたようだった。最後に『アベンジャーズ』について聞いてみると、「スーパーヒーローが揃った夢のような映画だと思いますし、僕は家族3人で観たんですが、3人とも「得したな」っていうのが本音だったので、皆さんも劇場に得しに行ってください」と、見どころをアピールしていた。宮迫が語っているように、最初はそれぞれにソリが合わず、対立していたり、孤立していたスーパーヒーローたちが、協力し共に闘うべく一堂に会したシーンの感動は、この夏の忘れられない体験となるはずだ。

（2012年8月10日更新）