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ホーム > NEWS > 日本と北朝鮮、国境に分断された兄妹の姿を 真摯に見つめたヤン・ヨンヒ監督作『かぞくのくに』で 安藤サクラ、井浦新、ヤン・ヨンヒ監督が 梅田、心斎橋、京都で舞台挨拶を実施!

日本と北朝鮮、国境に分断された兄妹の姿を
真摯に見つめたヤン・ヨンヒ監督作『かぞくのくに』で
安藤サクラ、井浦新、ヤン・ヨンヒ監督が
梅田、心斎橋、京都で舞台挨拶を実施!

 『ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』などのドキュメンタリーで知られる在日コリアン2世のヤン・ヨンヒ監督が、自らの体験を下敷きに描いた初の劇映画。1950年代から始まった北朝鮮への帰国事業を背景に、日本と北朝鮮に別れて暮らす兄ソンホと妹リエの姿を映し出す。ソンホは病気療養のために25年ぶりに日本へ戻ってくるが、肉親でありながらも日本に暮らす妹との埋められない溝を感じていた。妹リエを安藤サクラ、兄ソンホを井浦新(ARATA)が演じることに加え、第62回ベルリン国際映画祭の国際アートシアター連盟賞を受賞するなど、国内外から注目を集める話題作だ。

 

 1970年代に帰国事業で北朝鮮に移住したソンホと、そんな兄の帰国を待ち続けている日本で暮らす妹リエ。25年の時がたち、ソンホが病気治療のため3か月間の帰国を果たす。しかし、久しぶりの家族団欒はどこかぎこちない。一方、青春時代をともに過ごした仲間達はソンホとの再会を喜んでいた。そして、ソンホの治療の長期化が予測されたため、日本での滞在延長を申請しようとした矢先…。

 

 帰国事業という政治的なテーマを扱いながらも、言葉少なに日本への帰国を喜ぶそぶりを見せる井浦新演じるソンホの姿や、北朝鮮で暮らすソンホと日本に住む父の確執、久しぶりのソンホとの再会を無邪気に喜ぶ、安藤サクラ扮する妹リエの姿など、監督が本作で映し出したのは、どこにでもある家族の姿であり、遠く離れていても切れることはない家族の絆だ。特に、抑制された社会で暮らす兄と自由を謳歌する妹を演じた井浦と安藤、ふたりの抑制された芝居からは様々なことを感じるだろう。

 

 そんな本作で、主演を務めた安藤サクラと井浦新、ヤン・ヨンヒ監督らがテアトル梅田とシネマート心斎橋、京都シネマで舞台挨拶を実施することが決定! 梅田、心斎橋分は7月28日(土)よりプレリザーブを受付、8月4日(土)からは3劇場分全ての一般発売が開始される。撮影秘話や、キャストと監督が映画に込めた思いなど、貴重な生の声を聞くことのできるチャンスです! チケットはお早めに!




(2012年7月27日更新)


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Movie Data


(C)2011『かぞくのくに』製作委員会

『かぞくのくに』

●8月11日(土)より、テアトル梅田ほかにて公開

【公式サイト】
http://kazokunokuni.com/

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/159268/


Event Data

【日時】8月11日(土)  10:00の回上映後/12:15の回上映前
【劇場】テアトル梅田
【登壇者】安藤サクラ/井浦新/ヤン・ヨンヒ監督(予定)
【料金】指定席券-1800円 立見券-1800円
【Pコード】550-162

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【日時】8月11日(土)  12:40の回上映後
【劇場】シネマート心斎橋
【登壇者】安藤サクラ/井浦新/ヤン・ヨンヒ監督(予定)
【料金】指定席券-1800円 立見券-1800円
【Pコード】550-163

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【日時】8月11日(土)  16:30の回上映後/18:50の回上映前
【劇場】京都シネマ
【登壇者】安藤サクラ/井浦新/ヤン・ヨンヒ監督(予定)
【料金】座席券-1800円 立見券-1800円
【Pコード】550-164

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