ホーム > NEWS > 大阪が生んだチャンピオン・井岡一翔が、 アメリカ生まれのヒーロー、スパイダーマンの 新シリーズ第1弾『アメイジング・スパイダーマン』 の舞台挨拶にサプライズで登場!
マーヴェル・コミックが生んだ人気ヒーロー、スパイダーマンの新シリーズ第1弾『アメイジング・スパイダーマン』がTOHOシネマズ梅田ほかにて公開中だ。監督には『(500)日のサマー』の新鋭マーク・ウェブ監督が大抜擢され、新生スパイダーマンを『ソーシャル・ネットワーク』のアンドリュー・ガーフィールド、ヒロインを『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』のエマ・ストーンが演じるなど、旬の若手スタッフと俳優たちによるフレッシュな作品に仕上がっている。本作の公開初日の6月30日(土)、公開を待ちわびたファンが詰め掛けたTOHOシネマズ梅田で、“スパイダーマン”シリーズのファンであり、先日WBA・WBC世界ミニマム級統一戦を制し、日本人初の統一王者となった井岡一翔が舞台挨拶を行った。
観客には、舞台挨拶があることしか知らされておらず、誰が登場するのかはサプライズという演出で、実は客席に“スパイダーマン”のマスクを被った井岡が紛れ込んでおり、MCが呼び込み、井岡はマスクを被ったまま舞台へと登壇。客席がざわつく中、“スパイダーマン”が手から糸を出すポーズをしながら舞台に登場した井岡がマスクを脱ぐと、客席からは黄色い歓声とどよめきがおこった。マスクを被った感想を井岡に聞いてみると、開口一番「恥ずかしかったです(笑)」と照れながらコメント。「“スパイダーマン”になれると聞いて、嬉しかったんですが、おかしな奴が座ってると思われてるだろうな、と思いながら“スパイダーマン”という役を演じていました(笑)」と客席に座っていた感想を笑いながら述べてくれた。また、糸を出すポーズについても「“スパイダーマン”と言えばこれですよね。せっかくだったのでやってみました(笑)。ここから糸が出せたらというのは、男の子なら誰しもが思う夢ですよね」と“スパイダーマン”ファンである井岡ならではのサービスも。
また、“スパイダーマン”も素顔は普通の高校生であるように、井岡も素顔は「ボクシングをやってることが意外」と言われるぐらい、20代の普通の男だそうで、「叔父さんが世界チャンピオンで、身近にヒーローがいたから、純粋にかっこいいし、自分もなりたいと思って、世界チャンピオンになりたいという純粋な思いでここまできました。しんどいことはありますが、好きでやってるから耐えられるし、歴史に名を刻めるようなボクサーになりたいです」と自身の素顔と夢についても語ってくれた。
ここで、さらなるサプライズとして“スパイダーマン”が、WBCのチャンピオンベルトを井岡に渡すと、生でベルトを観たことで、客席からはさらに大きなどよめきが起こった。ベルトについてはやはり、「宝物です」と感慨深く述べ、「過酷な運命を背負ったこの映画の主人公と同じように、ボクシング界を背負って、新たな挑戦をしていきたいです。2回級制覇を目指して、階級とタイミングさえ合えば、お客さんに望んでもらえるカードならいつでもやりたいと思っています。上の階級の偉大なチャンピオンに挑んで結果を残したいですね」と“スパイダーマン”の背負う過酷な運命と、自身の今後について語り、盛大な拍手の中舞台挨拶は終了した。
井岡が“スパイダーマン”を「男の子なら誰しもが憧れるヒーロー」と評したが、先日の統一戦の盛り上がりが証明しているように、井岡自身も“誰もが憧れるヒーロー”という存在になっているのではないだろうか。日本が生んだヒーロー・井岡の試合にも負けない、大迫力の映像と想像以上のスペクタクルが体験できる『アメイジング・スパイダーマン』は、ぜひ劇場で3Dで楽しんでください!
(2012年7月 2日更新)
●TOHOシネマズ梅田ほかにて上映中
【公式サイト】
http://www.amazing-spiderman.jp/
【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/153612/