ホーム > NEWS > この機会を逃すともう観られないかも!? 今年もイタリア映画の話題作を上映する 《イタリア映画祭2012》がABCホールで開催!
2001年の“日本におけるイタリア年”をきっかけに、東京で始まった《イタリア映画祭》が、今年も5月12日(土)と13日(日)に大阪・福島のABCホールで開催される。今年は、2010年以降に製作された新作イタリア映画を、7本上映。この映画祭での上映をきっかけに昨年末に公開された『ゴモラ』や昨年夏に公開された『人生、ここにあり!』など、多くのイタリア映画が劇場公開されるなど、劇場で観るよりも早く観られることもこの映画祭の魅力のひとつ。そして、なんといってもこの映画祭でしか観ることの出来ない作品で、様々なジャンルのイタリア映画に触れ、その奥深さを体感することも映画祭の楽しみだ。
今年も、ナンニ・モレッティ監督による『ローマ法王の休日』など、劇場でのイタリア映画の上映は予定されてはいるが、日本でイタリア映画が上映される機会も少なくなっているのが現実。そんな中で、イタリアの今が感じられるとともに、先んじてカンヌやヴェネチア、ベルリンで上映された話題作を観賞することができる、映画ファン必見の映画祭であることは間違いない。1本1000円でお得に映画を楽しめる1日通し券は、毎年早い段階で売り切れるだけに、気になる作品のチケットは早めにゲットして!
★作品紹介&タイムテーブル★
『大陸』 5月12日(土) 12:30開映
昨年のヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞、本年度アカデミー外国語映画賞のイタリア代表にも選ばれている。漁業が衰退の一途をたどるシチリアの離島を舞台に、未来に向かって力強く生き抜こうとする人々を映し出す。
『楽園の中へ』
5月12日(土) 15:00開映
ナポリのスリランカ移民街を舞台に、イタリア人とスリランカ人の奇妙な友情と協力し合う生活の様子がコミカルに描かれる女性監督パオラ・ランディの長編デビュー作。
『至宝』 5月12日(土) 17:45開映
2009年に公開された『湖のほとりで』がスマッシュヒットを記録した、アンドレア・モライヨーリ監督が、前作に続いて名優トニ・セルヴィッロを主演に迎え、実際に起こった事件を基に描く人間ドラマ。
『シャッラ/いいから!』
5月13日(日) 11:00開映
昨年のヴェネチア国際映画祭コントロカンポ・イタリアーノ部門の受賞作で、様々な映画の脚本を手がけてきたフランチェスコ・ブルーニの初監督作。かつては教師だった中年男性が教え子の子どもが実は、自分の子どもだったと知り、子どもを預かることになるハートウォーミングな喜劇。
『天空のからだ』
5月13日(日) 13:35開映
デビュー作ながら、昨年のカンヌ国際映画祭監督週間に選ばれるなど、数々の映画祭で上映されている女性監督アリーチェ・ロルヴァケルの作品。思春期の少女ならではの戸惑いや葛藤を瑞々しいタッチで描く。
『気楽な人生』
5月13日(日) 16:00開映
昨年の《イタリア映画祭》で上映された『星の子どもたち』のルーチョ・ペッレグリーニ監督が、友情や恋愛に、陰謀や裏切りなどのエッセンスとユーモアを交えて贈る味わい深い人間ドラマ。
『ジャンニと彼をめぐる女たち』
5月13日(日) 18:25開映
昨年のベルリン国際映画祭特別招待作品となった、デビュー作『8月のランチ』が好評を博したディ・グレゴリオ監督による軽妙な喜劇。退職した中年男性が、近所の年寄りと若い女性が抱擁を交わす姿を目撃したことから、自分も恋人を見つけようと奮闘する姿が描かれる。
(2012年4月17日更新)
日程:5月12日(土)・13日(日)
会場:ABCホール
料金:【前売1回券】一般-1400円 学生・60歳以上-1300円
【前売1日通し券】12日指定-3000円 13日指定-4000円
【当日1回券】一般-1600円 学生・60歳以上-1500円
《購入場所》 チケットぴあ店舗/サークルK・サンクス/セブンイレブン/インターネット
【公式サイト】
http://www.asahi.com/italia/2012/