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ホーム > NEWS > 木村充揮の生歌『夢の町』に長原&鎌苅も感動! 長原成樹監督&鎌苅健太が来場した 『犬の首輪とコロッケと』大阪プレミア試写会の 舞台挨拶の模様をレポート!

木村充揮の生歌『夢の町』に長原&鎌苅も感動!
長原成樹監督&鎌苅健太が来場した
『犬の首輪とコロッケと』大阪プレミア試写会の
舞台挨拶の模様をレポート!

 朝日放送『探偵!ナイトスクープ』のレポーターとしてもおなじみの長原成樹が、自らの生い立ちを基に書き上げた小説『犬の首輪とコロッケと セイキとズイホウの30年』を自らメガホンを執り映画化した『犬の首輪とコロッケと』が、梅田ブルク7ほかにて公開中だ。昭和の大阪・生野を舞台に、筋金入りの不良少年・セイキがお笑いの世界に飛び込んでいくまでを、笑いと涙を交えた青春映画として描き出している。本作の公開にあたり、初監督を務めた長原成樹監督と、主人公のセイキを演じた鎌苅健太、そして本作のために書き下ろされた主題歌『夢の町』を歌った木村充揮が来場し、生ライブ付き大阪プレミア試写会で舞台挨拶を行った。

 

 まずは、長原成樹監督と鎌苅健太が登場し、実際に大阪・生野で行われた撮影について聞いてみると、監督は「2008年に小説を発表したんですが、それが映画になって、全国で公開されること、それと作品として残ることが本当に嬉しいです。撮影の時は、皆さん快く場所を貸してくれましたし、毎日100個ぐらいコロッケの差し入れがありましたね。朝から晩まで9日間、ほとんど寝ずに撮影していましたけど、全く眠くなかったです。ただ、寒かったですね(笑)。子役の子たちはランニングと短パンだったので可哀想でした」と、昨年の1月に撮影された本作の撮影での温かいエピソードを披露。一方の鎌苅は、監督の前で監督を投影した役を演じるという難役にプレッシャーもあったようだが、「やっぱり本人なので、誰よりもセイキのことをわかっていますし、監督の思い入れも強かったと思うので、プレッシャーはありました。シーンごとに成樹さんが、背景にある気持ちを説明してくださいましたし、やはり成樹さん自身が芸人さんであり俳優さんなので、その分説明もわかりやすくて、やりやすかったです。成樹さんの中にある正解にマッチするように一生懸命考えて演じました。成樹さんは、ほんとに愛に溢れた人だし、愛に溢れた監督だと思います」とプレッシャーがありながらも一生懸命演じていた心境と監督への信頼の厚さを告白していた。

 

 そして、本作は主人公セイキの父親役を“ぐっさん”こと山口智充が演じていたり、セイキを補導する警察官役として今田耕司が出演しているなど、監督ならではのキャスティングも話題になっている。すると、監督は、「元々僕は、父親役を“ぐっさん”よりもロバート・デ・ニーロにお願いしたかったんですよ。でも、ロバート・デ・ニーロに寒いって言われて断られたんです(笑)。それで“ぐっさん”に直接電話して頼んだら、彼も原作のファンだったので、ふたつ返事で引き受けてくれましたね。実際に僕の父親もあんな感じでしたから。今田は、人気者やからです(笑)。今田も原作の大ファンやったんで、今田にも直接僕が電話しました」とキャスティング秘話を語ってくれた。

 

 また、本作は大阪・生野区出身の長原成樹が監督を務め、生野で撮影し、主題歌を生野区出身の木村充揮が歌うという、まさに大阪で生まれた大阪の映画。監督は、木村充揮にも直接連絡をしてお願いしたそうで、その話をしているところになんと木村充揮本人が登場し、主題歌『夢の町』を披露した。映画館で聴く木村の生歌に、監督と鎌苅はもちろん、観客からもため息がもれるなど、感動している様子が伝わってきた。鎌苅は「言葉にならないです」と感無量の様子で、監督は、木村が歌う前から「めちゃくちゃいい歌なんです」と声を大にして話していたとおり、「レコーディングに立ち会って以来で生歌を聴いたので、ほんとに嬉しかったです。木村さん、ありがとうございました」と感動しきりだった。

 

 最後に、鎌苅と監督に観客へのメッセージを聞いてみると、鎌苅は「役者をやっていく中で、成樹さんをはじめ、キャストの方やスタッフさん、心の底からみなさんに会えて良かったと思える作品でした。この映画は、顔と顔を合わせて本音で語ることが大事だということが伝わってくる、温かい映画です。この映画を観て、毎日を笑顔で過ごしていただけたら嬉しいです」とコメント。監督は、「85分という上映時間の中に、色んな思いが詰まった作品ですし、これは親子愛や仲間との絆、そして恋人との正しい恋愛映画だと思っています。この映画を観て自分も頑張ろうと思ってもらえたら嬉しいです」と作品をアピールしていた。

 

 そんな本作の公開を記念して、2月4日(土)に梅田ブルク7で予定されていた長原監督、鎌苅、ちすん、山口らによる舞台挨拶のチケットが完売したことを受け、急遽同日にMOVIXココエあまがさきでの舞台挨拶が決定した。2月4日は、父親役を演じた山口の登壇が予定されていることもあり、今回以上の撮影秘話が飛び出す予感も!? ぜひ、映画館ならではのスペシャルなイベントである舞台挨拶付きの上映会に参加してみて!




(2012年2月 2日更新)


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Movie Data



(C)吉本興業

『犬の首輪とコロッケと』

●梅田ブルク7ほかにて上映中

【公式サイト】
http://www.inukoro.jp/

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/158156/


Event Data

MOVIXココエあまがさきでの舞台挨拶情報はコチラ!
http://www.movix.co.jp/app/SMTT000000031_OSIRASE_8350.html

【日時】2月4日(土) 13:40の回上映後
【劇場】MOVIXココエあまがさき
【登壇者】長原成樹監督/鎌苅健太/ちすん/山口智充 (予定)
※料金など詳細は劇場HPにてご確認ください。