ホーム > NEWS > 《第34回PFF ぴあフィルムフェスティバル》 コンペティション部門「PFFアワード2012」の 作品公募が2月1日(水)よりスタート!
1977年から続く世界最大級の自主映画の祭典PFFこと《ぴあフィルムフェスティバル》。今年もコンペティション部門「PFFアワード2012」の公募が2月1日(水)から開始される。
「PFFアワード」は、“新しい才能の発見と育成”、“映画の新しい環境づくり”をテーマにする、PFFのメインプログラム。事務局には毎年2ヶ月間という短い応募期間に、平均500本以上もの自主映画が寄せられるのだ。
PFFでは、通常の映像コンペに設けられる、年齢、プロアマ、上映時間などの一切の規制を排し、「過去1年以内に制作された未公開作品」であれば、どんな作品を応募してもOK。集められた作品は、「最低3人が必ず最初から最後まで1分1秒もらさず観る」というルールで審査。さらに一次審査通過作品を審査員全員で審査した後、7月に入選作品を決定。入選作品は、9月に東京国立近代美術館フィルムセンターで上映され、その後、全国を巡回する。また、事務局が海外の映画祭などにも積極的に作品を紹介するため、応募作品次第では応募作が海外で上映される可能性も!
これまで、森田芳光、黒沢清、中島哲也、園子温、矢口史靖ら多彩な監督たちを発掘し紹介してきたPFFだけに、今年も多くの応募が予想される。
また、昨年の入選作である「PFFアワード2011」が上映される《第33回ぴあフィルムフェスティバル》が、3月17日(土)~23日(金)まで京都シネマで開催されることも決定。入選作品が今後劇場で上映される機会は少ないだけに、若き才能の片鱗に触れる貴重な機会と言えるだろう。
(2012年1月25日更新)