ホーム > NEWS > 瑛太や椎名らのワイルドな魅力が炸裂した アクションエンタテインメント『ワイルド7』 瑛太&椎名桔平来場!舞台挨拶レポート
1969年から10年間に渡って連載された望月三起也の伝説的なコミックが、実写映画で甦った! 超法規的手段で凶悪犯に立ち向かう、選りすぐりの犯罪者で構成された7人の警官“ワイルド7”を、瑛太主演、『海猿』シリーズの羽住英一郎を監督に迎えて描いた『ワイルド7』が12月21日(水)より梅田ブルク7ほかにて公開される。最新のVFX技術を駆使して実写化したダイナミックなバイク・アクションにも注目だ。公開に先立ち、主人公の飛葉大陸を演じた瑛太と、“ワイルド7”の一員であり、ミステリアスな存在のセカイに扮した椎名桔平が来阪し、舞台挨拶を行った。
ふたりの来場を全く知らされていなかった観客から驚くほどの歓声が上がり、歓声には慣れているはずの瑛太も、「ここまで盛り上がって頂けるのは生まれて初めてです(笑)。本当に嬉しいです。ありがとうございます」と感激の様子で舞台挨拶は始まった。一方椎名は、本作で映画初出演を果たした関ジャニ∞の丸山隆平のフリをして「関ジャニの丸山です(笑)。本人来たそうでしたが、今日は来ません」と観客を沸かせていた。そして、大阪で行われる舞台挨拶では定番の質問となっている“大阪の印象”について聞かれると、椎名は「ラテン的な印象です(笑)。東京とは違う民族なんですよ、きっと(笑)。舞台で大阪に来ると、同じ舞台なのに東京とは全然違うところで笑ったり、勝手な事言ったりするんですよね。大阪の人って」と大阪の印象を語っていた。また、椎名は三重県の伊賀上野の出身であることを明かし、「大人になるまでは関西弁でした。大阪と言えば、小さい時にこんなに美味しいものがあるのかと思ったのが、道頓堀にある舟のたこ焼きなんです。大たこには感動しましたね」とたこ焼きの思い出を話していた。
罪を免除する代わりに凶悪犯の退治の使命を与えられた、元犯罪者によって警視庁内に構成された、超法規的機関“ワイルド7”の活躍を描いた本作でふたりは、革ジャンに身を包み、大型バイクに乗って派手なアクションを披露している。ここまでワイルドな役柄を演じることはふたりともなかったはずだが、衣装やバイクについて瑛太は、「衣装が革でできていたので、最初はきつくて腕が曲がらなかったんですが、だんだん慣れてきて、撮影が終わる頃にはちょうどよくなっていました(笑)。バイクアクションのシーンでは、台本に書かれている以上のことを監督から影響されて大変でした(笑)」と撮影の裏話を披露。
また本作の俳優陣は、瑛太や椎名以外にも、関ジャニ∞の丸山隆平や阿部力、宇梶剛士らワイルドな7人が揃っているのだが、共演者同士の撮影中のエピソードを聞いてみると、瑛太は「みんなでよくご飯を食べに行ってましたね。あっ、桔平さんはいなかったんです。すみません(笑)。メンバー6人で餃子屋に行ったことがあったんですが、餃子を100個頼んで、それをぺろっと食べたのはさすがに驚きましたね(笑)」と話したが、一方の椎名が「たまたま行かなかったのか、誘われなかったのか…(笑)」と突っ込むと、瑛太は「そんなことないはずです」と苦笑。椎名は、撮影していた大分で「関サバを甘ダレに漬け込んだ料理がめちゃくちゃ美味しかった」と、観客にも勧めていた。
そして、本作のタイトル『ワイルド7』にちなみ、お互いのワイルドだと思う部分を聞いてみると、椎名は瑛太について「この映画で初めて瑛太と共演したんですが、会うまではマイルドな人だと思ってたんです。でも、この映画の中にはすごくワイルドな瑛太がいると思います。ほとんど九州で撮影していたんですが、アクションシーンも多いし、すごくハードな撮影だったんです。でも、そんな中瑛太は山登りに行っていたんですよ。みんなを誘ったりもしてましたが、スルーされていて、結局ひとりで行ってたみたいですが、そういうところがワイルドだと思いました」と、瑛太の新たな一面を披露。一方、瑛太は椎名について「椎名さんは、全体的にワイルドだと思うんですが、撮影の時やこういったキャンペーンの時にお会いするとすごく優しいんです。そういう人の大きさがすごくワイルドだと思います」と絶賛。
たくさんの裏話が飛び出した舞台挨拶も最後の挨拶に。椎名は、「この映画は、今年の3月12日という大変な時期に撮影が始まりました。スタッフ総勢100人の大所帯だったんですが、スタッフもキャストもそれぞれ事情があったとは思うんですが、ずっと九州に行きっぱなしで、映画のために踏ん張って撮影を続けました。そういう強い思いが込められた映画なので、ご覧いただく皆さんに勇気や、なんらかのパワーを与えることができる作品だと思います。最後まで楽しんでください!」と締めくくり、瑛太は「原作を知らない方でも、観終わった後ですっきりするというか、元気をもらえる映画になっていると思います。大阪の皆さんが映画を観終わって感じたことを、周りの人に伝えたり、ネットで書いたりしていただけると全国に広がっていくと思うので、よろしくお願いします!」と作品をアピールしていた。
ふたりが語ってくれたように、ビルの中をバイクで滑走したり、バイクでクラッシュした車をジャンプして乗り越えたりとワイルドなアクションシーンが満載の、瑛太や椎名ら“ワイルド7”メンバーのワイルドな魅力が炸裂したアクションエンタテインメントの登場だ。
(2011年12月20日更新)
●12月21日(水)より、梅田ブルク7ほかにて公開
【公式サイト】
www.wild7-movie.com
【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/156318/