ホーム > NEWS > ギリシア神話の世界を圧倒的な映像美で描いた 『インモータルズ -神々の戦い-』の試写会に “神々の遊び”コントでおなじみの モンスターエンジンが登場!
『落下の王国』『ザ・セル』と2本の監督作で映像の魔術師ぶりを見せつけたターセム・シンによる3Dファンタジー・アクション大作『インモータルズ-神々の戦い-』が11月11日(金)よりTOHOシネマズ梅田ほかで公開される。ギリシア神話の世界を舞台に、闇の神を解放するための鍵“エピロスの弓”を探し求め、ギリシャの地を侵攻していく世界の支配を企む暴虐な王ハイペリオンの蛮行を食い止めようと、光の神の頂点に立つゼウスが、人間のテセウスと共に戦う姿が描かれる。公開に先立って行われた本作の試写会に、“神々の遊び”コントでおなじみのモンスターエンジンが登場し、久々の“神々の遊び”コントを披露し、舞台挨拶を行った。
満員の会場からの拍手とともにモンスターエンジンが登場し、まずは久々の “神々の遊び”コントを披露、会場内を沸かしていた。まず、本作『インモータルズ-神々の戦い-』の感想を聞いてみるとー
大林 :今日は2Dでの上映なんですよね? 惜しかったですね~。素晴らしく迫力のある映画で、内容もそんなに難しくないですし。でも、3Dで観た方がいいと思うので、僕は劇場に観に行こうと思ってます。戦いのシーンで血しぶきが飛んだりするんですが、それも3Dで観たらもっとリアルに見えると思うんですよ。
と絶賛していた。そもそも、本作のサブタイトルである“-神々の戦い-”にちなんでの試写会への登場となったふたりだが、“神々の遊び”コントを披露するのは久しぶりとのこと。
西森:実は(監督が)あらびき団で僕らのコントを見てパクったんじゃないですか(笑)。たしかに、(このコントは)けっこうやってないです。別に封印しているわけじゃないんですが、だいたい全部オチが一緒なんで(笑)。そんなにたくさん作ってもねぇ。
大林:見栄えもそんなに変わらないですしね(笑)。
などと笑いを誘っていた。そんな中、本作には全能の神ゼウスや知恵の女神アテナ、海の神ポセイドンなど様々な神が登場するのだが、モンスターエンジンのふたりが所属するよしもとの中での神のような存在の人は誰かという問いを投げかけられるとー
西森:全能の神ゼウスは…きよし師匠じゃないですか。すごいパワーがありますから。地下でもきよし師匠の携帯のアンテナは立つらしいですし、雨をやませることもできるらしいですよ(笑)。
大林:じゃんけんに負けたことがないっていうのも聞きましたよ(笑)。
西森:女神アテナは…ヘレンさんしかいないでしょう(笑)。
特に関西ではテッパンのきよし師匠ネタでまたまた場内は爆笑の渦に。また、本作は人間であるテセウスが、神々たちとともに暴虐の限りを尽くす王ハイペリオンに勇気を振り絞って挑んでいく…という物語だが、ふたりが最近勇気を振り絞ったこととは?
西森:結婚式の最後のスピーチは勇気を振り絞りました。今みたいなしっとりした空気の中で、僕の持ちネタの鉄工所ラップをやったんですよ。でも、そもそもあのネタは、深夜番組のネタなのでそんなに知られてないんですよ。あの1分半は勇気振り絞ってやりましたね。
大林:僕も結婚式に行ったんですが、なかなか長かったですね~。アカペラでただの歌を歌ったみたいな空気になってました(笑)。
と今度は自虐的なネタが飛び出した。そして、本作にはテセウスが母親や愛する人のために戦うシーンも存在するのだが、ふたりが愛する人のために頑張ったり、戦った経験はあるのだろうか?
西森:僕は、結婚式のお色直しで着るドレスの色が何色がいいか何百回と聞かれたり、結婚式のテーブルの上に置くろうそくのねじれ具合はどれがいいかとか何回も聞かれましたけど、あれは頑張りましたね。何色がいいか百回ぐらい聞かれたら誰でもキレますよ(笑)。最後の方はむちゃくちゃキレましたけど(笑)。
そして、モンスターエンジンのふたりに絡めたトークで盛り上げた(!?)後、西森曰く“しっとりした空気”の中、舞台挨拶は終了した。その後の囲み取材に移り、まずは普段のライブのようにお笑いを見に来たお客さんではなく、映画を見に来たお客さんの前でコントを披露した感想を聞いてみるとー
西森:はよ映画みせてくれよというプレッシャーがすごかったです(笑)。
大林:まぁ、笑いには来てないですよね。映画を観に来てますからね。
西森:僕がもしお客さんだったとしても、そうだと思うので、そこをなんとかうやむやにしながらやってました(笑)。
最後に、もし本作の続編が作られるとしたら出てみたいか尋ねてみるとー
西森:出させてもらえるんやったらめちゃくちゃ出たいですよ。東洋の神様みたいな感じで出させてもらえたら(笑)。
大林:(俳優さんは)みんな筋肉ムキムキやから無理やで~。急に貧相なスパッツだけの奴出てきたってなるやん(笑)。でも、この映画みたいにド迫力の映像とカメラの技術を駆使した作品に、やられる役でもいいから出てみたいです。
西森:僕は出たいのもありますけど、撮りたいですね。撮らせてもらえるんだったら、“ゴッドハンド洋一”というばけものの手を持った少年のネタの小説を書いているので、それが完成したら映画化したいですね。ものすごいお金をかけて、CGの技術も駆使して、洋一の手もハリウッド仕込みのすごいのを作ってもらいたいですね(笑)。
大林:それで予算なくなるんちゃうか(笑)。
舞台挨拶も囲み取材も、どこまでも漫才のように、西森がこう言えば大林がこうつっこむという感じで進み、ちょっと無理矢理感のある(!?)映画に絡めたトークでも常に笑いを誘っていた。特に、ひと足早く本作を観賞した大林は、映像の素晴らしさをアピールしていたが、たしかに本作は“映像の魔術師”と評されるターセム・シン監督ならではの圧倒的な映像美とクォリティの高い映像で、私たちを魅了するエンタテインメント大作に仕上がっている。大林の言うように、ぜひ劇場の大きなスクリーンで3Dで観賞することをオススメしたい。
(2011年11月11日更新)
●11月11日(金)より、TOHOシネマズ梅田ほかにて公開
【公式サイト】
http://immortals.jp/
【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/155143/