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ホーム > NEWS > 主演の中島裕翔と松本優作監督が 大阪で舞台挨拶に登壇! WOWOW『連続ドラマW シリウスの反証』 大阪舞台挨拶レポート


主演の中島裕翔と松本優作監督が
大阪で舞台挨拶に登壇!
WOWOW『連続ドラマW シリウスの反証』
大阪舞台挨拶レポート

骨太な社会派ミステリーを描き続ける人気作家・大門剛明の同名小説を原作に、冤罪の救済に挑む弁護士たちの戦いを描く社会派ミステリー『連続ドラマW シリウスの反証』が、1月10日(土)より、放送が開始された。

冤罪被害者の救済活動に取り組む団体「チーム・ゼロ」に所属する弁護士の藤嶋が、一家惨殺事件の犯人とされた死刑囚を救うため難攻不落の再審請求に挑む様を描く。中島裕翔が主演を務め、仁村紗和、金子大地、緒形直人らが共演し、『Winny』の松本優作が監督を務めた。

そんな本作の放送を記念し、1月16日(金)、大阪ステーションシティシネマで、第1話特別上映会が行われ、上映前に、弁護士の藤嶋を演じた中島裕翔と松本優作監督が登壇し、舞台挨拶を行った。

まずは中島が、「先日のイベントを私の体調不良で欠席してしまい、本当に申し訳ありませんでした。今日こそはと思って、万全に体調を整えてきました。皆さんも、色々流行してますので、体調にはお気を付けください」と、先日のイベントを欠席したことへの謝罪も込めて挨拶。兵庫県出身の松本監督は「僕は、梅田の映画学校に通っていたので、梅田の劇場で自分の作品を上映することができて嬉しく思っております」と挨拶し、舞台挨拶は始まった。

中島は、大阪に来たら必ず食べたいものは「豚まん」と即答。MCからのお気に入りの関西弁は?というむちゃぶりには「せやな」だと明かし、「東京では言わないので、関西弁のオリジナリティに溢れてる」と好きな理由を明かしていた。

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そして、自身が演じた弁護士の藤嶋について中島は「(藤嶋は)父とのトラウマを抱えているので、最初は父と冤罪事件の犯人を重ねてしまって、この人は有罪なのではないかとバイアスをかけて事件に取り組んでいましたが、あることをきっかけに事件への取り組み方のギアが一段階上がって、熱心に取り組むようになる。その塩梅がすごく難しかった」と振り返り、「冤罪事件に対して、弁護士の仕事としてだけではなく、自分の熱意でどこまで動けるかというのはすごく大事にしました」と役作りの苦労を明かし、「さじ加減は監督に細かく相談させていただきました」と松本監督と二人三脚で作り上げたと話した。

そんな中島の演技に対して松本監督は「ワンシーン、ワンシーン、お話しながら、丁寧に撮影させてもらいました。だからこそ、一話から最終話にかけて、藤嶋がどう変わっていくのかに注目して見ていただけたら嬉しいです」と見どころを話した。

松本監督は、この作品のオファーを受けた際に「まさに袴田さんの冤罪事件の無罪判決がメディアで話題になっていた時期だった」そうで、「再審法の改正がまさに議論されている中だったので、この作品をやる意義があると思いました。自分たちも作品を作っていく中で、司法について考えるきっかけになりました。この作品を見てもらうことで、今まで知らなかった人たちに、こういうことが今、日本で起きているんだと知ってもらえる機会になるんじゃないかと思ってやらせていただきました」とオファーを受けた真意を明かした。

撮影中の雰囲気について中島は「めちゃくちゃしゃべってましたね」と笑顔で話し、「スタンバイ中もずっとしゃべってました。冤罪がテーマなので、シリアスなシーンもたくさんありますが、後半に進むにつれて、(仁村さんと金子さんとの)3人のシーンは、すごくホッとできる場面になっているので、楽しみに見ていただけたらと思います。その空気感は、仁村さんや金子さんが醸し出してくれる柔らかさがあったからこそだったと思います」と振り返っていた。

続けて、「金子くんは本当にムードメーカーで、普通はありえないんですけど、メイクが終わってすぐにスクワットをし始めて、案の定、汗だくになってメイクさんに怒られてて。そんなお茶目さが彼の魅力だと思いますし、本当にムードメーカーでした」と笑顔で話し、「僕はまだ撮影が残ってたんですが、郡上八幡のロケの後、ふたりで岐阜城に行った写真が送られてきて。どれだけ仲いいんだ、と思いました。ふたりがいたからこそ、3人の空気感が作り上げられたんだと思います」と3人の仲睦まじい雰囲気が伝わってくるエピソードを披露。

それを頷きながら聞いていた松本監督は「3人の絆の話でもありますし、皆さん初共演だと聞いてびっくりして。初共演なのに、昔からすごく親しい関係のような3人に見えて、こちらとしてもありがたかったです」と息の合った3人を称賛。

また、MCから大阪での撮影を提案された松本監督は「やります」と笑顔で答え、中島も「これは、パート2あるかもしれない」と笑顔で乗っかると、場内からは拍手が。

MCから大阪でのロケが実現したら?と尋ねられた中島は「たこ焼きを食べながら会議してるシーンやりたいですよね」と提案。「そういう土地のものを感じられるシーンが出てくると、そこにいるんだなと感じてもらえると思う」と理由を明かすと、松本監督も「構想を練ってみます」と返していた。

最後に、松本監督が「司法制度や再審など、難しい言葉が出てくるので、見る前に少し構えてしまうかもしれませんが、エンタテインメントな作品になってると思います。気楽に見ていただけたら嬉しいです」、中島さんが「こういう作品にチャレンジできて嬉しかったです。WOWOWだからこそ出せる重厚感と、僕らの世代だからこそ出せる小気味良さを感じていただける作品になっていると思います。ドラマですが、映画のような質感で作られてます。藤嶋がこの事件を通してどういう風に成長していくのか、そして「チーム・ゼロ」は再審請求までこぎつけて、無罪を勝ち取ることができるのか、藤嶋の目線で事件の本質を追っていただけるような作りになってるので、そういうところも楽しんでいただけたら嬉しいです」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。

取材・文/華崎陽子




(2026年1月16日更新)


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Drama Data

『連続ドラマW シリウスの反証』

▼WOWOWにて放送・配信中
出演:中島裕翔 仁村紗和 金子大地 川島鈴遥 吉村界人 ほか
監督:松本優作
原作:大門剛明『シリウスの反証』(角川文庫/KADOKAWA)

【公式サイト】
https://www.wowow.co.jp/drama/original/siriusnohansyo/