絵本作家 長谷川義史×ラジオDJ マーキー
音楽あり朗読ありのトークLIVE！

関西を代表するラジオDJマーキーが絵本作家の長谷川義史をゲストに迎え、2月6日(金)にフェニーチェ堺でスタジオトークライブ「マーキー FreeStyle カルチャー Talk2」を行う。長谷川義史がおしゃべりしながら筆の向くままに描くライブペインティングや、AIとの即興イラスト対決に挑むほか、マーキーが長谷川作品の朗読にチャレンジする。堺市出身のマーキーと藤井寺市出身の長谷川義史による、南大阪色たっぷりなローカル思い出トークにも花が咲く。

©「いいからいいから」（長谷川義史・作/絵本館）

感性×人間味＝至極のエンターテインメント

「いいからいいから」「ぼくがラーメンたべてるとき」など、ユーモラスで笑って泣ける作品で知られ、こどもだけでなく親や祖父母まで虜にする長谷川義史。温かみのあるおおらかな画風と人間味のある目線が特徴だ。MBS「ちちんぷいぷい」などで長年人気を博した街歩きロケや、TBS/MBS系列で放映中の「情熱大陸」で、東日本大震災で被災したこどもたちに絵本で笑顔を届けた長谷川の姿に魅了された人は多いだろう。

一方のマーキーもFM802やFM COCOLOを中心に、関西の音楽シーンやカルチャーを発信し続けてきたレジェンドだ。スポーツDJを皮切りにラジオの世界に場を移すと、たちまち関西を席巻。一時代を築き上げ、日本有数のブルース音楽イベント「堺ブルースフェスティバル」などのイベントMCも務める。音楽やサーフィンなどのアメリカ文化に造詣が深く、軽妙でフレンドリーな語り口とポップカルチャー全般への関心の高さから、幅広い層のファンに支持されている。

両者に共通するのはあふれる人情味と、going my wayで磨き上げてきた自由な感性だ。型にとらわれない2人のトークは、即興で繰り広げられる「長谷川義史vs AI」のイラスト対決やライブペインティング、絵本の朗読との相性の良さも間違いなし。おもしろいコト探しに余念のない大人たちの金曜日の夜を、大いに盛り上げてくれるだろう。気の利いた選曲で音楽の彩りを加えるフロアDJのオガワジュンゾウや、FM802でラジオDJを務める板東さえかが脇を固めるなど、マーキーと同じ堺出身のレギュラーメンバーの活躍にも注目だ。


前回のトークゲストは落語家 桂南光

2025年9月に初めて開催した「マーキー FreeStyle カルチャー Talk」では、上方落語の桂南光が初回ゲストとして登場した。会話のなかでどんどんエピソードが広がっていく南光を相手に、百戦錬磨のマーキーが応酬。どこに球が飛んでいくか予測不能、スピード感のある対話に客席はハラハラドキドキしながらも、話芸のスペシャリストの２人にしかできないクロストークを堪能した。

また、ここでも行われたAIとの勝負では若手の有望株 桂米輝が受けて立ち、創作落語対決で鮮やかな切れ味を見せてくれた。

イベント終了後に収録したアフタートークでは、南大阪で育った同世代同士のローカルエピソードで盛り上がり、予定時間を越える楽しい延長戦となった。その模様は、フェニーチェ堺公式チャンネルのポッドキャスト「after stage」で聴くことができる。

（2025年12月12日更新）