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ホーム > NEWS > 琵琶湖の眺望と天然温泉が楽しめる 「蒼の湖邸 BIWAFRONT HIKONE (ビワフロント彦根)」 8月20日グランドオープン!

琵琶湖の眺望と天然温泉が楽しめる
「蒼の湖邸 BIWAFRONT HIKONE
(ビワフロント彦根)」
8月20日グランドオープン!

日本最大の湖である琵琶湖畔に「蒼の湖邸 BIWAFRONT HIKONE(ビワフロント彦根)」(滋賀県彦根市松原町)が8月20日にオープン、早くも注目を集めている。このホテルは淡路島、神戸など西日本で16のホテルを展開するホテルニューアワジグループの経営で17館目となる。同館は1981年に開業した「彦根プリンスホテル」(2008年より「彦根ビューホテル」)を引き継ぎ全面的にリニューアルしたホテルで、3万9508㎡という広大な敷地には、本館ホテル棟、レストラン棟、バンケット棟に加え、自家源泉の温泉浴場棟、12のヴィラが点在するグランピングエリアが展開されている。

このたび開業に先立って行われたメディア向けの試泊会に参加。その模様をレポートしながら同ホテルの魅力を紹介します。

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エントランスに入ると目の前に広がる琵琶湖の美しさに感動

チェックイン時から琵琶湖の眺望に圧倒
ホテルに到着し1階のエントランスに入ると、大きな窓の向こうに琵琶湖のパノラマビューが広がりその美しさにまず驚く。感動の余韻を残しつつホテルスタッフに案内され、1階からホテルフロントのある最上階10階へ続く、今回のリニューアルで新設されたという直通エレベーターへ。エレベーターを降りると、かつて彦根藩主である井伊家の象徴「井伊の赤備え」をモチーフにした朱色の漆塗りの自動扉が目の前に。まっすぐ進み扉が開くと正面の大きな窓一面に琵琶湖の眺望が広がり、一気に非日常の世界に引き寄せられる。窓は南西向きなので、天気が良い日にはチェックイン時に琵琶湖に沈みゆく夕陽を見ることができる。

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湖面の煌めきとウェルカムアイテムを楽しみながらのチェックイン手続き

ソファに案内され、ウェルカムオリジナルスイーツとオリジナルドリンク(アルコールまたはノンアルコール)、琵琶湖の眺望を楽しみながらチェックイン手続き。夕食の希望時間を伝え部屋のカードキーを受け取る。同フロアにあるラウンジでは夕食までや夕食後のひとときを、フリードリンクや琵琶湖など地元に関わる書籍などが揃うブックライブラリーを楽しみながら過ごすこともできる。

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ブックライブラリーやドリンクコーナーがある10階展望ラウンジ

ゆったりとした広さの客室で寛ぐ
客室へは直通エレベーターとは別の、ラウンジ横にあるエレベーターで各フロアへ降りていく。手荷物はホテル到着時にスタッフによって先に部屋に運ばれているので、身軽にチェックイン手続き、移動ができるのも気持ちいい。今回試泊した部屋は、温泉露天風呂付ツイン(1泊夕朝食付・2名1室利用時の場合1名3万800円~)で、58㎡(テラス含む)のゆったりとした広さ。琵琶湖を一望できる温泉露天風呂とテラスソファが贅沢なリゾート感を醸す。

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露天風呂付客室なら、琵琶湖を眼下に好きな時に温泉が楽しめる

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幅130cm×長さ203cmの広々ベッドとソファで寛げる

前身の彦根ビューホテル時に102室あった客室は一部屋あたりの広さが大幅に拡張され全50室に。全室レイクビューの本館ホテル棟は前ホテル80室から38室になり、50㎡のゆったりとした広さのモデレートツインから125㎡の温泉露天風呂付客室(ツイン、和洋室)まで6つのタイプが用意されている(38室中温泉露天風呂付客室は16室)。また隣接の旧コテージはグランピングエリアになり22室から5タイプのヴィラ(76㎡~230㎡)12室にリニューアル。そのうち9室は愛犬と宿泊できるドックフレンドリータイプで、また6室は温泉露天風呂付きヴィラになっている。

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愛犬と泊まれるグランピングエリアのヴィラも話題

温泉大浴場「びわ湖温泉 居醒の湯(いさめのゆ)」へ
夕食までの時間に1階にある温泉大浴場棟へ。ここには今回のリニューアルに合わせて、敷地内の地下1500mから新たに掘った自家源泉「びわ湖 松原温泉」の湯をひいた露天風呂や、ジェットバスのある内湯、ホットサウナ・水風呂など充実した設備がある。夕方だったこともあり目の前の琵琶湖と比良山系に沈みゆく夕陽を楽しむことができた。また24時まで開いているので就寝前のひとっ風呂と、早朝から営業している朝風呂も楽しみだ。
・泉質 ナトリウム-炭酸水素塩泉
・営業 6:00~11:00(夏季は5:00~11:00)/15:00~24:00

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大浴場からの眺望を楽しむなら夕食前の入浴や朝風呂がおすすめ

地元食材をふんだんに使ったディナーに舌鼓
予約していた夕食の時間になったので1階ダイニングレストラン「旬房 淡悦(しゅんぼう たんえつ)」へ。ディナーは和食を中心に洋のテイストを織り込んだ季節の和洋コースになっており、アレルギー食材にも対応してくれる。

コース内容はビワマスをはじめとした琵琶湖の湖魚や近江牛、近江鶏、地元野菜などの近江ローカル食材や日本海から届く海産物をちりばめた四季折々の料理。一つひとつの料理の彩りと味に舌鼓を打ちながらデザートまでの約2時間、ゆったりとしたひとときを過ごすことができた。夕食もすべて宿泊費に含まれているから、料理の追加料金の心配もなく安心だ。
※写真は取材時のコース料理の一部、季節により内容の変更あり

また実費オプションとなるドリンクは彦根初のクラフトビールを醸造している彦根麦酒の地ビールのほか、ワインなどアルコール、ノンアルコールが各種揃っているので、料理に合わせて楽しみたい。

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彦根麦酒「PALE ALE」をオーダー。すっきりとした苦味が楽しめる

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焼き茄子、近江鴨ロース、鮒寿しなど旬の食材・特産を使った前菜

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日本海から届いた新鮮な魚を使った「本日の御造り 二種盛り」

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メインの「近江牛 溶岩焼き」は口の中でとろけるような美味しさ

朝食は和洋のビュッフェスタイル
翌朝7時からの朝食は、ディナーと同じ会場で地元野菜や魚を使った和洋ビュッフェスタイル。和食では近江米とともにひじき、えび豆、和え物、出汁巻、漬物などが、洋食では焼き立てパンやオムレツ、ベーコン、ハッシュブラウンポテトなど、多くの種類が用意されており、どれをチョイスするか迷うほど。地元産の旬の野菜が味わえるサラダコーナー、季節のフルーツが並ぶデザートコーナーも見逃せない。またシェフが天然もろこを目の前で焼いてくれたり、フレンチトーストをオーダーごとに作ってくれたりするサービスもあり、出来立ての料理が楽しめるのもうれしい。朝からお腹いっぱいになったので、チェックアウト時間まで、周辺の散歩や部屋の温泉露天風呂を楽しむことにした。
・営業時間/7:00~10:30、17:30~22:00
・座席数/130席

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地元食材を使った和洋ビュッフェが楽しめる(写真はイメージ)

散歩を兼ねてホテル内施設をチェック
ホテルフロントがある10階には、チーズや味噌、漬物、米などの里山の恵みや淡水パールや琵琶湖ヨシを使った文房具などの琵琶湖の恵みをはじめ、近江の伝統品、周辺の名産品を厳選したセレクトショップがあり、自宅用やお土産用として購入することができる。地元の名産品を知るにもとても楽しいショップだ。

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滋賀、彦根の特産品が揃うセレクトショップ

1階エントランスフロアにはキッズコーナーがあり、ホテルおすすめの絵本などを自由に閲覧できる。正面には琵琶湖が一望できる大きな窓があるから、小さな子どもと一緒でもリゾート気分を満喫しながらゆったりとした時間が過ごせそうだ。

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キッズコーナーは土足厳禁なので、直接座って寛げる

ほかにもホテル敷地内には、会議や結婚式ができるバンケット棟、テニスコート、3×3 バスケット&フットサルコート、キッズパーク、エステ、屋外プールなどがあり(一部施設は整備中で順次オープン予定)、滞在中にもさまざまなアクティビティを楽しむことができる。

「歴史を感じながら、心と体を整えてください」
同ホテルの大友幸哉支配人は、「ホテルニューアワジグループが75年間培ってきた、旅館の良さと現代ホテルの機能性を兼ね備えたホテルで、テーマは"心と体を整えるウェルネスリゾート"。寛ぎに欠かせない天然温泉も新たに採掘し、部屋もゆったりと広くリニューアルしました」と、ホテル内での寛ぎ感をアピール。また「当ホテルの特徴にまず10階に上がっていただくという流れがあります。1階から10階へ上がるエレベーター内は少し暗くなっており、10階へ着くと彦根城主の井伊家の象徴である赤備えをテーマにした扉が現れます。そして扉が開くと戦国武将も見たであろう息をのむほど美しい現代の琵琶湖のパノラマビューが目の前に現れます。チェックインまでの流れで戦国時代から江戸時代の歴史の舞台として数多く登場する滋賀県や彦根の歴史の深み、琵琶湖の広大さを感じていただければと思います。またホテル名をあえて英字にしているのも過去から現代への時の流れを表しています」と、ホテルコンセプトのエピソードも披露した。

「当ホテルでゆったり滞在し、琵琶湖の大自然と食の豊かさで心と体を整え、また明日の活力につなげていただきたいですね」と、大友支配人。

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滋賀県の大自然や食に魅かれて、東京から移住したという大友支配人

ホテル周辺では、ビワイチで有名なサイクリングやバイクツーリング、湖を活かしたカヤックなどのウォータースポーツが体験できるスポットや、国宝彦根城、城下町の街並み、多賀大社など歴史や文化を感じる名所旧跡も多い。ホテル内でゆったり滞在するもよし、同ホテルを拠点に周辺をのんびり巡るのもよし、非日常感あふれる空間で心豊かになるひとときを過ごしてみてはいかが。連休や年末年始など人気の日取りはすでに予約が殺到しているそうなので、空き状況確認や宿泊予約はお早めに。

取材・文・撮影(大浴場、朝食写真は除く)/滝野利喜雄




(2023年8月21日更新)


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蒼(あお)の湖邸
BIWAFRONT HIKONE(ビワフロント彦根)

〒522-0002
滋賀県彦根市松原町1435-91
TEL:0570-078857(9:00~18:00)

チェックイン/15:00~ チェックアウト/~11:00
アクセス:
(電車)JR東海道線彦根駅または米原駅より車で約10分
※米原駅より無料送迎あり(事前予約) 
(車)名神高速道路 彦根ICから約12分、北陸自動車道 米原ICから約15分(駐車場130台)

HP:https://www.biwa-front.com/