大阪の水辺を華やかに彩る
「水と光のワンダーナイト in 中之島」
12月25日(日)まで開催中！

12月25日(日)まで開催される、大阪・中之島の夜を彩る「水と光のワンダーナイト in 中之島」のライトアップセレモニーが、開催初日となる12月14日(水)に中之島公園・芝生広場にて行われた。

今回のイベントは、全国各地から大阪へ観光に来て、さまざまなエリアで楽しんでもらうための「大阪来てな！キャンペーン」（7月18日～2023年3月末まで予定）の一環で、水と光のLEDダンスパフォーマンス＆ウォーターショーやLEDディスプレイゲート、クリスマスマーケット、ナイトクルーズなど、中之島公園一帯でロマンティックなコンテンツが楽しめる内容となっている。

セレモニーでは月亭八光の司会・進行で、まず 松井一郎大阪市長が登場。「コロナ禍ではありますが、感染対策をしっかりして今まで楽しめなかった分も楽しんでください。またこういったイベントを通して大阪のよさ、魅力を感じてもらいたい」とメッセージ。その後「大阪来てな大使」である渋谷凪咲（NMB48）も登場。渋谷は「全国どこに行っても大阪人のパワーってすごいよねって言われます。たくさんの人にもっと大阪に来ていただいて大阪の街を楽しんだり大阪の人と関わったりして、元気になってもらえればと思います」と、大好きな大阪への思いをアピールしていた。

「大阪の魅力やよさをたくさんの人に知ってもらいたい」と渋谷

その後、MPLUSPLUSによる「水と光のLEDダンスパフォーマンス＆ウォーターショー」が初披露された。軽快な音楽とLEDダンスパフォーマンス、噴き上がる色とりどりの水がシンクロし、その迫力あるパフォーマンスショーに会場は寒さを忘れるほど盛り上がった。このショーは期間中毎夜4回開催される。

水と光、音楽、LEDダンスパフォーマンスがシンクロした迫力あるショー

イベント期間中には、2010年からスタートした「DREAMS COME TRUE WINTER FANTASIA（ドリームズ・カム・トゥルー ウィンターファンタジア）」とコラボレーションした企画も開催。ステージではFM802のDJ加藤真樹子の進行で、DREAMS COME TRUEの中村正人も加わり、中之島の水辺拠点に7本植樹したシンボルツリー（通称ドリカムツリー）のクリスマスイルミネーション点灯の合図が送られた。中村は「中央公会堂前でコンサートをした2010年から12年、最初はどうなるかと思っていましたが、中之島公園も整備され店が増えたりライトアップできれいになったりして活気が出てきた。ほんとに12年間がんばってきてよかったなと思います」とコメント。2025年開催の大阪・関西万博に向けては「前回万博の1970年時は寝屋川に住んでいた小学生だったので、自転車で通いました。今回の万博に向けて大阪がもっと盛り上がれば」と今回の万博にも期待を寄せていた。

「大阪がどんどん発展していくことが、まさに僕らの夢（DREAMS COME TRUE）です」と中村

また中村は「来年の夏はファンからのリクエストで演奏曲が決まる、4年に一度開催の『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND』の年で、ドリカムツリーの下のパネルにあるQRコードを読み込んでリクエストできます」とアピールし、会場のファンを喜ばせていた。

植樹5本目の中之島公園芝生広場のシンボルツリーの前にて

映像が変化する巨大な立体LEDディスプレイが来場者を迎えてくれる

ほかにも中之島界隈ではフードやドリンクが楽しめる「クリスマスマーケット」や3年ぶりに開催される大阪市中央公会堂のプロジェクションマッピングなどもあり、クリスマスシーズンをロマンティックなコンテンツが彩る。水都・大阪の新しい魅力を感じに、仕事帰りやクリスマスデートで訪れてみてはいかが。

取材・文・撮影（一部除く）／滝野利喜雄

（2022年12月19日更新）