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藤田嗣治の生誕130年を記念した
10年ぶりとなる回顧展が開催。

 画家・藤田嗣治の初期から晩年までを紹介する回顧展「生誕130年記念 藤田嗣治展 -東と西を結ぶ絵画-」が、7月16日(土)より兵庫県立美術館にて開催される。
 
 ジャポニスムの原点にして頂点とも言われる藤田嗣治の芸術は、東西の文化を結ぶ喜びと、引き裂かれる苦しみを引き受けたものであった。1886年に生まれた藤田は、27歳でフランスに渡って以来、81年におよぶ生涯の半分近くをフランスを中心とする異国で過ごし、東西の豊かな土壌の上に新たな芸術の花を咲かせた。1920年代のパリでの成功と華やかな生活、戦中期に描いた戦争画により巻き起こった責任論。その苦しみを癒すかのように、最晩年はランス礼拝堂の建設に残された命を注ぎ込んだ。そんな生涯を通して、藤田嗣治芸術の全貌を紹介する。没後長らく遺族のもとに保管され、ランス市に寄贈された800余点の中から選びぬかれた作品を中心に、国内外の主要なコレクションを網羅。未公開作品を多数含む、油彩、水彩、素描あわせて約120点を展示する(一部展示替えあり)。
 
 なお会期中は、浅田彰による記念講演会のほかさまざまな解説会や、映画『FOUJITA -フジタ-』の上映などイベントも多数。詳細はウェブサイトにて確認を。
 



生誕130年記念 藤田嗣治展 -東と西を結ぶ絵画-
発売中 Pコード:767-463
▼7月16日(土)~9月22日(木・祝) 
兵庫県立美術館 企画展示室 
前売一般1200円 大学生800円 
当日一般1400円 大学生1000円 
※10:00~18:00。金・土曜日は20:00閉館。最終入場は閉館30分前まで。月曜休館。ただし、祝休日の場合は開館、翌日休館。中学生以下は無料。高校生・65歳以上はチケットぴあ取り扱いなし。障がいのある方は各当日料金の半額(65歳以上を除く)。その介護の方1名は無料。割引を受けられる方は、証明できるものをご持参のうえ、会期中に美術館窓口で入場券をお買い求めください。
兵庫県立美術館
078-262-0901

(2016年6月20日更新)


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