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主役は王妃や女王たち。
古代エジプトの美女が集結!

 約3000年もの間、独自の文化を築いた古代エジプト。今なお絶世の美女として語り継がれる女王クレオパトラをはじめ、王妃や女王に焦点をあてた展覧会「クレオパトラとエジプトの王妃展」が、10月10日(土)より国立国際美術館にて開催される。
 
 本展は、パリ・ルーヴル美術館、ロンドン・大英博物館、ベルリン・エジプト博物館、ウィーン美術史美術館など世界の名だたる美術館・博物館の所蔵品を中心に、14カ国から貴重な名品の数々約180件が一堂に会す、古代エジプトの粋を集めたものだ。特に、古代エジプトの王妃や女王をメインテーマにすえ、王であるファラオを支え、時に大きな政治的・宗教的な役割を果たした女性たちに焦点をあてる。なかでも「絶世の美女」として語り継がれ、古代エジプト史上最も著名な女王であるクレオパトラ(クレオパトラ7世)にまつわる名品の数々が来日する。さらに、クレオパトラのほかにも、女王として君臨したハトシェプスト、少年王ツタンカーメンの祖母・ティイ、アマルナ時代を代表する王妃ネフェルトイティ(ネフェルティティ)など、現代においても魅力にあふれる女性たちを紹介。
 
 展示は、絶大な権力を持つ専制的支配者であるファラオを支えた「王をとりまく女性たち」、古代エジプトの力と富を象徴する「華やかな王宮の日々」、女神信仰と王妃を紐解く「美しき王妃と女神」、王妃たちの活躍を紹介する「権力をもった王妃たち」、そして「最後の女王クレオパトラ」という5つの章で構成される。数々の名品の紹介のみならず、古代エジプトにおける王妃や女王の存在を紐解く展覧会だ。



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クレオパトラとエジプトの王妃展
Pコード:766-786
▼10月10日(土)~12月27日(日)
国立国際美術館
前売一般1300円 大学生1000円 高校生500円 
当日一般1500円 大学生1200円 高校生600円 
※10:00~17:00、金曜日は19:00閉館。入館は閉館の30分前まで。月曜休館。ただし、10月12日(月・祝)、11月23日(月・祝)は開館、翌日休館。小学生未満および障害者手帳をお持ちの方は無料。
国立国際美術館
06-6447-4680

(2015年8月25日更新)


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《アメンへテプ3世の王妃ティイのレリーフ》 新王国・第18王朝時代アメンヘテプ3世治世(前1388~前 1350年頃)ブリュッセル・ベルギー王立美術歴史博物館蔵 ⓒRMAH
《クレオパトラ》 プトレマイオス朝時代(前1世紀中頃) トリノ古代博物館蔵 ⓒ Archivio Soprintendenza per i Beni Archeologici del Piemonte e del Museo Antichità Egizie
《アメン神妻のスフィンクス》第3中間期・第25王朝時代 タハルカ王治世~末期王朝・第26王朝時代 プサメティコス1世治世9年(前690~前656年頃) ベルリン・エジプト博物館蔵 Staatliche Museen zu Berlin – Ägyptisches Museum und Papyrussammlung, inv.-no. ÄM 7972, photo: Jürgen Liepe
《クレオパトラの死》アッキーレ・グリセンティ筆 1878~1879年 ブレシア市立美術館蔵   Archivio fotografico dei Civici Musei d’Arte e Storia di Brescia