NEWS

ホーム > NEWS > 日本独自の発展を遂げるマンガ、アニメ、ゲーム。 その進化の歴史と社会との関連を解き明かす。

日本独自の発展を遂げるマンガ、アニメ、ゲーム。
その進化の歴史と社会との関連を解き明かす。

 マンガやアニメに大きな足跡を残した手塚治虫が亡くなったのが1989年。それ以降の、マンガ・アニメ・ゲームの3分野が、どのように広がり変わってきたのかを約60作品を通して概観する「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展が9月19日(土)より兵庫県立美術館にて開催される。
 
 この四半世紀のデジタル技術の進化は、制作スタイルや表現を変え、またインターネットやスマートフォンの普及により、作品の楽しみ方をも変えている。さらに、様々な歴史的事件を経験し、社会や世相も変化してきている。本展覧会は、マンガ、アニメ、ゲームが、テクノロジーの進化や社会の変化とともにどのように変わってきたのかを7つのセクションで紹介するものだ。
 
 貴重な資料とともに、マンガ、アニメ、ゲームの関連性やテクノロジーの進化による作品の変化を展示するだけでなく、発売当時のゲーム機がプレイできるなど美術館の空間性を活かした展示にも注目だ。また、ジャンルや年代を横断する内容で、幅広い層が共有し知見を広げる場になる。
 
 なお、本展覧会は今夏に国立新美術館で開催されている同名の展覧会を再構成したもので、この後には海外巡回なども予定されているとのこと。



「ニッポンのマンガアニメゲーム展」
▼9月19日(土)~11月23日(月・祝) 
兵庫県立美術館(ギャラリー棟 3F)
前売一般800円 大学生500円 65歳以上/高校生400円
当日一般1000円 大学生700円 65歳以上/高校生500円
※中学生以下無料。月曜休館。ただし9月21日、10月12日、11月23日は開館。9月24日(木)、10月13日(火)は休館。
兵庫県立美術館
078-262-0901(代)

(2015年8月19日更新)


Check
 
メトロポリス Ⓒ手塚プロダクション / METROPOLIS製作委員会
少女革命ウテナ Ⓒビーパパス・さいとうちほ / 小学館・少革委員会・テレビ東京 Ⓒ1999少女革命ウテナ制作委員会
展覧会写真は8月31日まで国立新美術館(東京・六本木)で開催されている「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展の会場写真です。神戸展では展示方法や作品が異なる場合もありますのでご了承ください。