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ホドラー40年ぶりの大回顧展。
約90点の展示で全貌に迫る!

 19世紀末のスイスを代表する画家フェルディナント・ホドラーの大回顧展「日本・スイス国交樹立150周年記念 フェルディナント・ホドラー展」が、2015年1月24日(土)より兵庫県立美術館にて開催される。
 
 国内での絶大な人気に加え、近年ではフランスやアメリカでも相次いで個展が行なわれるなど、その存在に改めて国際的な注目が集まるホドラーは、世紀末の象徴主義に特有のテーマに惹かれる一方、身近なアルプスの景観をくりかえし描いた。また、類似する形態の反復によって絵画を構成する「パラレリズム」という方法を提唱し、人々の身体の動きや自然のさまざまな事物が織りなす、生きた「リズム」を描き出すことへと向かう。今回の展覧会は、そんなホドラーの画業を辿りながら、世紀転換期のスイスで生まれた「リズム」の絵画を体感する場ともなる。
 
 本展は、日本ではおよそ40年ぶりに開催される 最大規模のホドラー回顧展。初期の原風景から、身体リズムの絵画表現、抽象化されたアルプスの山々…。ベルン美術館をはじめ、スイスの主要な美術館と個人が所蔵する油彩、素描など約90点により、晩年に至るまでさまざまな作品を通してホドラーの芸術の全貌に迫る、またとない機会となる。
 



日本・スイス国交樹立150周年記念
フェルディナント・ホドラー展
▼2015年1月24日(土)~4月5日(日)
兵庫県立美術館 
前売一般1200円 大学生800円 
当日一般1400円 大学生1000円 高校生・65歳以上700円 中学生以下無料
障がいのある方とその介護の方1名は各当日料金の半額(65歳以上を除く)。
※10:00~18:00(金・土曜は20:00まで)。入館は閉館の30分前まで。月曜休館。
問い合わせ
兵庫県立美術館 078-262-0901

(2014年12月11日更新)


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