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ホーム > NEWS > 400年の時を越え、蘇る『大阪光の陣2014』 大阪城3Dマッピング スーパーイルミネーションショーがスタート

400年の時を越え、蘇る『大阪光の陣2014』
大阪城3Dマッピング
スーパーイルミネーションショーがスタート

昨年来場者数60万人を動員した「大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション」が、今年も12月13日(土)よりスタート。同イベントに先駆け11日(木)にプレスプレビューが開かれ、会場の西の丸庭園に集まった人々を興奮させた。

 

3Dマッピングとは、建物などをスクリーンに見立て、CGの立体映像を投影するもの。昨今、日本全国のイルミネーションイベントで急激に広まりつつあるこのエンタテインメントが、大阪のシンボルたる大阪城で繰り広げられる。プロデュースは西日本でも最大規模のイルミネーションを展開しているハウステンボスと大阪観光局のタッグだ。

 

夜景鑑定士が選ぶ夜景日本一に2年連続1位に輝くハウステンボスがプロデュースするとは、何とも期待も高鳴るもの。ぴあ関西版では、見所を写真とともにレポートいたします。

 

■広大な庭園を埋め尽くす、「光のビッグブルー」・「ピラミッドツリー」

入場ゲートを入り、目に飛び込んで来るのは光の回廊。眩しい程の光のトンネルを抜けると、そこは海面の波のように青色のLEDが流れる「光のビッグブルー」。まるで大海原の中に浮かんでいるような、幻想的な気分にさせてくれる。

側には高さ23メートルの巨大なピラミッドツリーも。大阪城だけでなく、こちらにも2面の3Dマッピングが投影される。

 

■2014年新装版、より美しくなった「大阪城3Dマッピング」

最大の見所である「大阪城3Dマッピング」は巨大な城が変幻自在に歪み、踊りだし、火を吐く! ストーリーは400年前の「大坂の陣」の模様が迫力の映像と音とともに展開。徳川方の大筒に耐え切れず崩れ落ちる大阪城…しかし、黄金の鳳凰と龍、乱れ飛ぶ花々により再構築されていく様は圧巻の一言。

派手好みの秀吉が現世に蘇ったなら、誰よりも喜ぶのではないか…そんな想像が頭をよぎった。

 

■宝石のように煌めく「ジュエルイルミネーションショー」

更に、大阪城3Dマッピングが終わると、目の前にある大阪迎賓館前庭園にて「ジュエルイルミネーションショー」が始まる。こちらは、ハウステンボスでも同様に行われている光のエンタテインメント。クラシック音楽に合わせて、バロック式庭園をモチーフにしたイルミネーションが目まぐるしく煌めく。

 

鑑賞後、すっかり身体が冷えきってしまったなら、ジュエルイルミネーション会場奥のフードコートがお薦め。暖かなホットコーヒーやホットワイン、地元大阪のグルメ、ハウステンボスが連れてきた九州グルメの屋台もあり、楽しみの一つとなっている。

 

■他スポットもお薦め!大阪城天守閣&侍ミュージアム・武将ホール

本イベントは、「大坂の陣400年天下一祭」の一環として催されている。折角なら、大阪城公園エリア全体を楽しんでみてはいかがだろうか。

 

日中に大阪城天守閣に登っておけば、イルミネーションも一段と楽しめるというもの。築城の名手藤堂高虎が設計・建築した大阪城天守閣を見学し、見事な眺望にため息をついた後は、もと大阪市立博物館のカフェで一休み。陸軍の司令部として建てられた歴史的建築で3ヶ月限定でオープンしている。お茶やコーヒー以外にも、彩り鮮やかなフレンチのオードブルプレートなども楽しめる。

 

さらに極楽橋エリアまで足を伸ばし、400年前の戦国時代にタイムスリップしたような気分を体験できる「侍ミュージアム・武将ホール」を見学。精巧に再現された秀吉の黄金の茶室や、最新の4K映像で展開する大坂の陣の映像を体験することが出来る。クリスマス時期は営業時間が21:00までに延長される(12月20日(土)~25日(木))ため、イルミネーションを楽しんだ後でもいいかもしれない。

 

一日中遊べるこの時期の大阪城公園。是非友達と、恋人と、家族と訪れてみてはいかが?

 

「大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション」は2014年12月13日(土)から2015年3月1日(日)まで、大阪城 西の丸庭園にて開催。

 

2014年12月31日(水)まで、「大坂の陣400年天下一祭」の一環として「侍ミュージアム・武将ホール」も期間限定で開館。ぴあにてチケット発売中。




(2014年12月12日更新)


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■広大な庭園を埋め尽くす、「光のビッグブルー」・「ピラミッドツリー」
■2014年新装版、より美しくなった「大阪城3Dマッピング」
■宝石のように煌めく「ジュエルイルミネーションショー」

Event Data

【公式サイト】
http://www.tenka1hikari.jp/

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