人気漫画『宇宙兄弟』の初の大規模展覧会「宇宙兄弟展」が、大好評のうちに幕を閉じた東京会場に続いて、7月30日（水）より京都文化博物館にて開催される。

 

　UFOを目撃したことをきっかけに、ともに宇宙を目指そうと約束した兄弟。その19年後、弟・日々人は見事に宇宙飛行士となり夢を叶え、兄・六太は会社をクビになっていた。兄は弟に背中を押され、幼い頃の夢に30歳を超えてから再挑戦するが……。2008年に雑誌『モーニング』にて連載が始まり、2011年には小学館漫画賞、講談社漫画賞を受賞、累計発行部数が1400万部を超えるなど注目を集めてきた漫画『宇宙兄弟』。その初の大規模作品展は、大迫力の原画を貴重な各種資料とともに６つのコーナーに分けて公開。作品と宇宙の魅力を余すところなく伝える内容となっている。

 

　一般初公開となる作者・小山宙哉直筆の原画は約200点。コミックの表紙を飾った色鮮やかなカラーイラスト原画や構想メモなど貴重な資料も多数展示するほか、絵コンテ、設定画までアニメ制作の裏側も紹介する。今年夏に公開予定のアニメ映画「宇宙兄弟＃０」の新着絵コンテも特別公開。さらに、宇宙航空研究開発機構（JAXA）から借用するスペースシャトルや宇宙服の模型の展示、スペースシャトルの打ち上げ映像など本作とあわせて宇宙の魅力を紹介する。