NEWS

ホーム > NEWS > 20世紀前半のフランスを代表する画家、 ラウル・デュフィの大規模回顧展が開催

20世紀前半のフランスを代表する画家、
ラウル・デュフィの大規模回顧展が開催

 ピカソやマティスなどとともに、20世紀前半にフランスで活躍した画家、ラウル・デュフィ(1877-1953)の回顧展「デュフィ展」が、8月5日(火)より、あべのハルカス美術館にて開催される。
 
 本展は、デュフィが故郷のル・アーヴルからパリに出て国立美術学校に入学する1899年から晩年に至るまでを紹介する回顧展。パリ市立近代美術館、パリ国立近代美術館(ポンピドゥー・センター)、アンドレ・マルロー近代美術館(ル・アーヴル)、ロンドンのテートなど、デュフィの重要なコレクションを有するヨーロッパの美術館から協力を得て展示される作品は、油彩画の代表作をはじめ、これまで日本ではあまり紹介されることのなかった版画やテキスタイル、陶器、家具など、多彩な約150点(会期中、一部展示替えあり)を予定。
 
 パリ万国博覧会の装飾壁画《電気の精》に代表されるような、明るい色彩と軽快な筆さばきで、独自のスタイルを築いたデュフィの、代表作はもちろん知られざる作品まで多数の展示で、新たな魅力を発見することができる。20世紀はじめのパリで、フォーヴィスムやキュビスムによって造形の革新を試みる動向の最中に身を置きつつ、様々な分野を横断しながら独創的な表現を探求しつづけた彼の歩みを辿る内容となっている。



デュフィ展
発売中 Pコード:766-250
▼8月5日(火)~9月28日(日) 
あべのハルカス美術館 
前売一般1200円 大高生800円 中小生300円 
当日一般1400円 大高生1000円 中小生500円 
※10:00~20:00、土曜日・日曜日・祝日は18:00閉館。入館は閉館30分前まで。休館日は月曜日。但し、9月15日(月・祝)は開館。心身に障がいのある方と付添者1名は各当日料金の半額。証明できるものをご持参のうえ、会期中美術館窓口で入場券をお買い求め下さい。
あべのハルカス美術館
06-4399-9050

(2014年7月18日更新)


Check
《馬に乗ったケスラー一家》1932年 油彩、カンヴァス テート ©Tate,London 2013
《モーツァルト》 1941年頃 油彩、カンヴァス 大分県立芸術会館
《クロード・ドビュッシーへのオマージュ》1952 年 油彩、カンヴァス アンドレ・マルロー近代美術館、ル・アーヴル ©Le Havre,Musée d'Art moderne André Malraux/ ©Florian Kleinefenn
《たちあおい》 1918年 ビアンキーニ・フェリエ社のテキスタイル  シルクにプリント 島根県立石見美術館