世界にも類を見ない舞台芸術“タカラヅカ”
100周年を迎える宝塚歌劇の魅力に迫る!
女性だけが演じ、歌い踊り、世界でも類を見ない舞台芸術として広く人々に愛されてきた宝塚歌劇。今年2014年に100周年を迎えることを記念した展覧会「宝塚歌劇100年展―夢、かがやきつづけて―」が、8月5日(火)より兵庫県立美術館にて開催される。
宝塚歌劇の歴史は、1914年4月に宝塚新温泉場に設けられたパラダイス劇場で宝塚少女歌劇第1回の公演が行われたことに始まる。創設者である小林一三が提唱した「新しい国民劇の創成」という理念のもと、宝塚歌劇はオペラ、レビュー、歌舞伎、新劇など様々な要素を採り入れながら独創的な世界を開拓、日本を代表する劇団として多くの人々を魅了し続けている。累計観客動員数が450万人を超える『ベルサイユのばら』をはじめ、数々の話題作を生み出し、近代以降の日本文化に新たなジャンルを切り拓いてきた宝塚歌劇。戦争や災害など数々の苦難を乗り越えて、人々に愛され続けてきたその魅力を、舞台装置や写真・映像、衣装、道具、美術作品など数多くの品々の展示で100年の歴史を紹介する。
また、会場内にはお馴染みの“大階段”をはじめとする舞台装置を再現、トップスターのバナーや衣装の展示も行うほか、背負い羽根、シャンシャンといった宝塚歌劇の代名詞ともいえる道具を体験しながら、記念撮影ができるコーナーも設けられる。現役タカラジェンヌや元タカラジェンヌによるメッセージコーナーの設置やトークショーなど、タカラジェンヌを身近に感じられるイベントも!
宝塚歌劇100年展 ―夢、かがやきつづけて―
発売中 Pコード:988-807
▼8月5日(火)~9月28日(日)
兵庫県立美術館
前売一般1100円 大学生700円
当日一般1300円 大学生900円
※前売は8月4日(月)まで
※10:00~18:00、金・土曜日は20:00閉館。入場は閉館30分前まで。休館日は月曜日。但し、9月15日(月・祝)開館、翌16日(火)休館。中学生以下無料。※障がいのある方と介護の方1名は各当日料金の半額(65歳以上除く)。 ※割引を受けられる方は、証明できるものを持参のうえ、会期中美術館窓口で入場券をお買い求めください。
兵庫県立美術館
078-262-0901
(2014年7月19日更新)
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『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編』 2013(平成25)年 © 宝塚歌劇団
歌劇『ドンブラコ』 第3場 1914(大正3)年 © 宝塚歌劇団
『パリゼット』 1930(昭和5)年 月組 © 宝塚歌劇団
グランド・レビュー『春の踊り(宝塚物語)』 1954(昭和29)年4月 星 組 © 宝塚歌劇団