横尾忠則作品に登場する動物をテーマにした展覧会「横尾忠則どうぶつ図鑑 YOKOO’S YOKOO ZOO」が、7月13日(土)より横尾忠則現代美術館にて開催される。

 

　横尾作品には、ネコやイヌをはじめ、ライオンやウマ、サルなどの陸の動物、ワニやカメなどの水中の動物はもちろん、龍やネッシーなど空想上の動物まで、多くの動物が登場する。それらは作品の主人公であったり、背景の一部だったりと様々な役割を演じている。またそれぞれの動物には、横尾にまつわるエピソードやメッセージが隠されている。例えば、作品に頻繁に登場するライオンやワニは、幼い頃に読んだ冒険物語が関係している。

　

　横尾作品に登場する動物にスポットを当てた本展では、油彩やポスター、版画など、当館のコレクションを中心に約70点を展示。動物を種類ごとに分け、横尾忠則のさまざまな動物表現を紹介する。また、神戸市立王子動物園とのコラボレーションにより、剥製の動物たちが展覧会のナビゲーターとして登場！

 

　会期中は、親子で楽しめるワークショップなども開催され、ちょうど夏休み中ということもあり、ファミリーにおすすめの展覧会だ。会期中イベントの詳細はオフィシャルサイトをチェック。