NHK大河ドラマ「八重の桜」と連動し
同時代の資料や新島八重ゆかりの品々を紹介
現在放映中のNHK大河ドラマ「八重の桜」。会津出身の新島八重の生涯を描くこのドラマと連動した展覧会「2013年 NHK大河ドラマ 特別展 八重の桜」が、7月13日(土)より京都文化博物館にて開催。
八重は、会津藩の砲術師範であった山本権八・佐久の子として生まれ、1868年の戊辰戦争時には鶴ヶ城に籠城し、自らも銃をとって男性と共に奮戦する。会津藩の敗戦後、八重は兄の山本覚馬を頼って京都に移り、半年後、京都最初の女学校「女紅場」の教師となる。その傍ら英語や聖書も学び、1875年アメリカ帰りで後に同志社の創立者となる新島襄と出会い翌年に結婚。男女の平等を望み、レディファーストを貫く八重の生きざまを、襄は「ハンサム」と評した。
日清、日露戦争が起こると八重は故郷の魂を胸に篤志看護婦として果敢に行動していく。本展では、同時代の資料や新島八重ゆかりの品々を紹介。戊辰戦争の敗戦から立ち上がる人々の姿を通して、復興へのメッセージを伝える。開催中は講演会、音楽会、ギャラリートークなど関連イベントも多数行われる。
「2013年 NHK大河ドラマ 特別展 八重の桜」
発売中 Pコード:765-613
▼7月13日(土)~9月1日(日)
京都文化博物館
前売一般1000円 大高生600円 中小生300円
当日一般1200円 大高生800円 中小生400円
※10:00~18:00、金曜日は~19:30。最終入室は閉室30分前まで。休館日は月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)。但し、7月16日(火)と8月12日(月)は臨時開館。
京都文化博物館
075-222-0888
(2013年6月19日更新)
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肖像写真「新島襄と八重」 同志社大学同志社社史資料センター蔵
八重が暮らした部屋(復元・新島旧邸)
家訓 福島県立博物館蔵