約160点の展示で俯瞰する
謎に満ちたインカ帝国の姿
15世紀前半に南米アンデスの高地に興り、16世紀前半には南北4千キロに広がる大帝国を築いたインカ。その謎に満ちた帝国を約160点の展示で俯瞰する展覧会『インカ帝国展-マチュピチュ「発見」100年』が、4月16日(火)より京都文化博物館にて開催される。
このアンデス文明史上、最大にして最後の大帝国をめぐる様々な謎に関して、百年以上にわたっておこなわれてきた研究は、謎に満ちた文明の姿を徐々に明らかにしつつある。本展では、四部構成で、考古学、人類学、そして歴史学によって見えてきた、インカの人々とその人々の姿、そしてスペインによる征服後にその社会がどのように変貌したのかをご紹介する。展示総数約160点のほとんどが日本初公開となる。
また古代文明としてのインカだけではなく、植民地期インカをも視野に入れ、現代の視点から見た「世界史の中のインカ」も考察。最新の研究によって明らかにされたこのユニークな文明の実像を知ることは、好奇心を満たすだけではなく、大きな現代的意味をも持っていると言えるだろう。期間中は様々な関連イベントも。詳細はオフィシャルサイトをチェック。
『インカ帝国展-マチュピチュ「発見」100年』
発売中 Pコード:988-110
▼4月16日(火)~6月23日(日)
京都文化博物館
前売一般1100円 大高生750円 中小生400円
当日一般1300円 大高生900円 中小生500円
ペアチケット2000円
※前売は4月15日(月)までの販売。ペアチケットは前売販売期間中のみ発売。
開室時間:10:00~18:00 ※金曜日は19:30まで(入場はそれぞれ30分前まで) 月曜休館(祝日は開館・翌日休館)
京都文化博物館
075-222-0888
(2013年3月29日更新)
Check