多様なイメージが込められた「京都」。
それぞれの時代の日本画家たちが描く
江戸時代の画家が描いた京都の姿にはじまり、明治・大正・昭和・平成と続くそれぞれの時代の日本画家たちが思い描いた「京都」のイメージ紹介する「【こころの京都百選】完成記念 特別展 日本画 こころの京都」が、2013年2月9日(土)~3月24日(日) 京都文化博物館にて開催される。
風情ある町並み、由緒ある寺社や名所旧跡、豊穣な海や美しい山河の風景、そして長い歴史、文化や風俗・芸術・産業といった、実に多様なイメージが込められた「京都」。この地をテーマに、古くから多くの人々が京都を想うこころを様々なかたちで表現してきた。こうした京都への想いと芸術の営みを現代へと受け継ぎ、さらに未来に伝えていくために、京都府が平成23年度から2年にわたり、現代京都の日本画壇を代表する作家に依頼し、京都の風景を描いた100点の新作日本画シリーズ「こころの京都百選」を制作。その完成の年を記念したのが、この特別展「日本画 こころの京都」だ。
京都を訪れた画家たちの京都への想いも交え、過去から現代へと連なる美しい京都の姿を楽しむことができる。なお期間中は講演会や座談会のほか、出品作家や学芸人によるギャラリートークも。詳細はオフィシャルサイトで。
「【こころの京都百選】完成記念 特別展 日本画 こころの京都」
発売中 Pコード:765-427
▼2013年2月9日(土)~3月24日(日)
京都文化博物館
前売一般900円 大高生500円 中小生300円
当日一般1100円 大高生700円 中小生400円
※10:00~18:00、金曜日は19:30まで。入室はそれぞれ30分前まで。休館日は月曜日、2/12。但し、2/11は開館。
※2/9~は当日料金(一般:1100円/大高生:700円/中小生:400円)にて販売。
京都文化博物館
075-222-0888
(2012年12月21日更新)
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横山大観「八幡緑雨」大正8年、滋賀県立近代美術館