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世界有数のあの美術館から
充実の89点を一堂に展示!

 ロシア・サンクトペテルブルクにある世界最大級の美術館“エルミタージュ美術館”。その300万点を超える膨大なコレクションの中から、特に充実している16世紀から20世紀までの西欧絵画を集めた「大エルミタージュ美術館展」が、京都市美術館にて開催中だ。

 
 ティツィアーノ、ルーベンス、レンブラント、ブーシェ、モネ、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソ…。この時代の“顔”と呼べる83作家の全89点は、400年にわたる西欧絵画の歴史を辿るラインナップと言えるだろう。特にマティスの最高傑作のひとつである《赤い部屋(赤のハーモニー)》は、京都では実に約30年ぶりの展示となる。
 
 時代を追う形で展示・紹介される名作の数々は、エルミタージュ美術館の主任学芸員エリザヴェータ・レンネ博士をして「私の20年以上にわたるキャリアの中で知る限り、エルミタージュが海外で開催した展覧会のうち、間違いなく質、量ともに最大規模のもの」と太鼓判を押す本展。89点のほとんどが常設展示作品であることからも、貴重で質の高い展覧会であることがわかる。西欧絵画の名作を一挙に堪能できるこの機会、お見逃しなく!



 

大エルミタージュ美術館展~世紀の顔・西欧絵画の400年~
発売中 Pコード:765-238
▼10月10日(水)~12月6日(木) 
※9:00~17:00。10/26~28は20:00まで。最終入館は閉館の30分前まで。休館日は月曜日。
京都市美術館 
当日 一般1500円 高大生1000円 小中生500円 
身障者等、証明書提示で無料(要介助者には付添1名無料、証明書表記に限る)。
京都市美術館
075-771-4107

 

(2012年10月19日更新)


レンブラント・ファン・レイン《老婦人の肖像》1654年                               (c)Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012
ペーテル・パウル・ルーベンス《虹のある風景》1632頃-1635年                         (c)Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012