ホーム > NEWS > 現代日本を代表する写真家・森山大道 関西初となる大規模な個展が開催
ざらついたモノクローム、路上における日常の断片…。森山大道の撮る写真には、「写真とは何か」を問いかけるような強さが常にある。約半世紀に渡って膨大な作品を発表し続ける、現代日本を代表する写真家、その関西では初となる大規模な個展が、6月28日(火)より国立国際美術館にて開催される。
森山は1938年生まれ、大阪府池田市出身。商業デザインの仕事に携わったのちの1960年、22歳の時にに大阪在住の写真家・岩宮武二に弟子入り、翌年上京し細江英公のアシスタントを経て1963年に独立。カメラ毎日、アサヒカメラなどのカメラ雑誌に作品を発表し、以来約半世紀に渡って撮影を続けている。
本展では、1965年のカメラ雑誌デビュー当時から現在までの森山の軌跡を、主な写真集10数冊の流れを踏まえて展示する。そこから彼の稀有な個性と写真観の変遷を読み取ることができるはずだ。総出品点数は400点以上で、森山作品としては珍しいカラー写真も紹介するとのこと。故郷である大阪での、意外にも初の大規模個展ということもあり要注目だ。
オン・ザ・ロード 森山大道写真展
発売中 Pコード:764-619
▼6月28日(火)~9月19日(月・祝)
国立国際美術館
一般前売800円 大学生500円 (6/27までの期間限定販売です)
一般当日1000円 大学生700円
[問]国立国際美術館06-6447-4680
※10:00~17:00、金曜日は19:00まで。最終入場は閉館の30分前。休館日は月曜日、7/19。但し、7/18、9/19は開館。高校生以下、18歳未満、心身に障害のある方とその付添者1名は無料(証明できるものをご提示いただく場合があります)。本料金で「WHITE 桑山忠明 大阪プロジェクト」「コレクション展」もご覧になれます。
(2011年6月16日更新)