ホーム > NEWS > ほぼ本邦初公開! 写楽、歌麿、北斎、国芳… ドイツから世界有数の浮世絵コレクションが里帰り!
ドイツのハンブルク美術工芸博物館より、そのほとんどが日本初公開となる約200点もの浮世絵を展観する『日独交流150周年記念 ハンブルク浮世絵コレクション展』が、5月21日(土)より相国寺承天閣美術館にて開催される。
日独交流150周年を記念し、ハンブルク美術工芸博物館所蔵の世界的な浮世絵コレクションが里帰りする。ハンブルク美術工芸博物館は1877年に開館し、中世から現代までの美術工芸品を集めたドイツ有数の博物館で、ヨーロッパの美術工芸を中心に100万点を超える収蔵品を擁している。しかし、なかでも創設以来築き上げられた膨大な浮世絵コレクションの内容は、これまであまり知られてはいなかった。そして今回初めて調査した結果、有名絵師の作品はもちろん、数多くの貴重な資料を含むコレクションが明らかになったという。
本展では5000点を超えるコレクションの中から約200点を選りすぐり展観。前期・後期でほぼ作品は入れ替えが行われ、多彩な浮世絵を楽しむことができるのも注目だ。春信、歌麿、写楽、北斎、広重、国芳といった人気絵師のほか、個人的な贈答のために制作された希少な「摺物」も必見。校合摺、版下絵、画稿、板木といった珍しい資料で浮世絵制作の過程をたどることもできる。名品とともに、浮世絵をもっと深く知ることのできる絶好の機会と言えるだろう。
『日独交流150周年記念 ハンブルク浮世絵コレクション展』
発売中 Pコード764-618
●5月21日(土)~9月11日(日) 10:00~17:00
<前期>5/21(土)~7/18(月) <後期>7/23(土)~9/11(日)
相国寺 承天閣美術館
前売一般800円 65歳以上・大学生600円 小中高生300円
当日一般1000円 65歳以上・大学生800円 小中高生500円
※最終入場は閉館30分前まで。休館日なし。ただし前期と後期で展示物の入替あり。7月19日(火)~7月22日(金は)展示替作業のため休館。
[問]ハローダイヤル050-5542-8600
相国寺 承天閣美術館オフィシャルサイト
http://www.shokoku-ji.or.jp/jotenkaku/
(2011年5月20日更新)