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伝説となった若き日本絵画界の天才―――
青木繁の没後100年を経た、関西初の大回顧展

日本の近代絵画史上において天才と呼ばれ、わずか28年という短い生涯の中で数々の名作を残した青木繁(1882-1911)。没後100年となる今年、関西では初となる大規模な回顧展が、5月27日(金)より京都国立近代美術館にて開催される。
 <<海の幸>><<わだつみのいろこの宮>>といった代表作はもちろんのこと、現存する油彩画約70点を中心に、水彩画や素描約160点を加えた大規模な内容と同時に、没後から今日に至るまでの貴重な資料も加えて、その生涯と芸術の全貌に迫る展覧会となっている。
 明治の浪漫主義を背景に、青木が弱冠22歳で描いた <<海の幸>>(写真)は、日本の絵画史を代表する名作と呼ばれている。また、神話や旧約聖書物語など、時空を超えた主題にも没頭し、当時としては非常に稀なスケールの大きな画家であった。その短い生涯は、経済的や健康上の不遇、そして愛と放浪の旅に加え、きわめて強い自負心によって数々の逸話を生み出してきた。今回の大回顧展では、画壇への登場から放浪、そして死、さらに没後の伝説の形成から今日までを5章に分けて展覧する。




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▲5月27日(金)~7月10日(日) 9:30~17:00(金曜~20:00)
京都国立近代美術館
当日一般1200円 大学生900円 高校生500円 
※最終入場は閉館30分前まで。月曜休館。中学生以下は無料。
[問]京都国立近代美術館 075(761)4111

京都国立近代美術館オフィシャルサイト
http://www.momak.go.jp/

(2011年5月27日更新)


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青木繁《海の幸》 1904年 石橋財団石橋美術館蔵(重要文化財)