ホーム > 試写会、ご招待プレゼント > “エリック・ロメールの弟子”と称されるホン・サンス 監督の劇場未公開作4作品の中から、カンヌ国際 映画祭「ある視点」部門グランプリを受賞した 『ハハハ』試写会に5組10名様をご招待!
男女の等身大の姿を独特の視点で掘り下げる韓国の俊英、ホン・サンス監督。デビュー作『豚が井戸に落ちた日』を発表するや、韓国はもちろん、ヨーロッパ各国で常に注目を集め、“韓国のジャン=リュック・ゴダール”または、“エリック・ロメールの弟子”と称される、韓国を代表する監督だ。そんなホン・サンス監督が、パリを舞台に撮り上げた人間ドラマ『アバンチュールはパリで』は2009年に日本で劇場公開され、ウィットに富んだ会話劇が話題を呼んだ。その『アバンチュールはパリで』以降、残念ながら監督の作品が日本で劇場公開されることはなく、待ち望んでいた映画ファンも多いのではないだろうか。
というのも、『アバンチュールはパリで』以降、『よく知りもしないくせに』『ハハハ』『教授とわたし、そして映画』『次の朝は他人』の4作品と最新作『3人のアンヌ』まで、6作連続でカンヌ、ヴェネチア、ベルリンの3大映画祭に出品されているのだ。日本でも、三池崇史監督や北野武監督らの作品が3大映画祭に出品されているが、さすがに6作連続というのは、世界から注目を集めている監督だという証明だろう。そんなホン・サンス監督の劇場未公開作4作品を集めて上映する《ホン・サンス/恋愛についての4つの考察》がシネマート心斎橋で開催されることが決定。
その特集上映の開催に先立ち、4作品の中から、第63回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを受賞した『ハハハ』の試写会がシネマート心斎橋にて開催される。先に公開されているパリでも大ヒットを記録した『ハハハ』は、港町を舞台に、恋人のいる女性に一目ぼれした主人公と、不倫のアバンチュールを楽しむために港町を訪れた主人公の先輩による、ひと夏のヴァカンスを軽快に綴るラブストーリーで、近年のホン・サンス監督作品の代表作とも言える1作だ。監督の作品は、一見即興的に作られているように思えるが、実は俳優やスタッフにも、撮影当日の朝にしか脚本を渡さない監督の手法によって、俳優たちのライブ感を伴った新鮮な表情を引き出し、台詞の掛け合いもよりリアルなものとなっている。
まずは、特集上映の開催前にホン・サンス監督による、ロマンチックで軽やかなラブストーリーの世界に1度浸ってみてほしい。
★試写会データ★
【日時】10月2日(火) 18:00開場 18:30開映
【場所】シネマート心斎橋
【締切】9月23日(日)
※当選者の発表は招待状の発送をもって代えさせて頂きます。
※応募受付は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。
●11月10日(土)より、シネマート心斎橋にて公開
【公式サイト】
http://www.bitters.co.jp/4kousatsu/
【シネマート心斎橋公式サイト】
http://www.cinemart.co.jp/theater/shinsaibashi/