インタビュー&レポート

ホーム > インタビュー&レポート > 兵動大樹の「おしゃべり大好き。48」、過去最大規模で開催! 大阪はNGKで6日間連続公演!

兵動大樹の「おしゃべり大好き。48」、過去最大規模で開催!
大阪はNGKで6日間連続公演!

何げない日常の出来事を、圧倒的な話術で笑いへと変えていく兵動大樹の一人しゃべりライブ「おしゃべり大好き。」。身の回りで起きた出来事を、その場の景色や登場人物の姿まで浮かび上がるように語り、ノンストップで観客を笑わせる人気シリーズだ。
現在、過去最大規模となる全国20会場26公演のツアーを展開中。なかでも大きな挑戦となるのが、9月6日(日)から11日(金)まで、なんばグランド花月(以下、NGK)で行われる6日間連続公演だ。フェスティバルホールや梅田芸術劇場での2日間公演を経験してきた兵動にとっても、NGKで一人しゃべりを6日間続けるのは初めてとなる。
公演を目前に控えた兵動に、NGKでの6日間連続公演に挑む現在の心境を聞いた。

「6日間も無理やろ」から始まった挑戦


――「おしゃべり大好き。48」はNGKで6日間連続公演を行います。兵動さんにとっても大きな挑戦ですね。

そうですね。コロナ禍以降、少しずついろんな会場で挑戦をさせていただくようになりました。それまでは、だいたいキャパシティーの決まった劇場で毎年やらせてもらっていたんですけど、キャパを増やしていくことも大事ですし、もっと多くの方に知ってもらうことも大事だと思って。それでもう3、4年目ぐらいになります。ただ、最近は無茶振りと思うぐらい、えぐい状態ですよね(笑)。NGKの6日間公演も会社からの提案でした。僕一人やったら、たぶんやっていなかったと思います。

――提案されたときは、どう思いましたか。

「6日間も無理やろ」と言いました。でも、自分では到底できないと思っていたフェスティバルホールや、梅田芸術劇場での2日間公演をやらせていただいたので、さらにそれ以上の動員を目指すとなれば、NGKでの6日間ぐらいしかないとなったんです。最初は、日によって話を変えようかとも考えましたが、今回、一つ発見がありました。「僕はこれまで、1時間半や2時間の話を練り込む作業をしていたんやな」と。そういう発見もあって、引き受けてよかったな、無理やと断らなんでよかったなと思いました。今回は6日間あるので、どこかに新しいエピソードをちょっと入れることはあるかもしれませんが、基本的には同じ話で臨むと思います。



全国を巡って磨き上げる話芸


――トークはどのように練り上げていくのでしょうか。

そうですね。自分の言葉でしゃべっているんですけど、「こうやった方が伝わりやすいな」とか思いながら、まだ分かっていないところもあります。全国を回らせていただきながら、だんだん自分のものにしていく感じですかね。ツアーの最初の方を見ていただいたら、最初ならではの面白さがあると思います。こっちが焦っていたり、テンパっていたり、「ここ、めっちゃウケるやん」って、ちょっとうれしそうな顔になっていたり(笑)。そういうところも楽しんでいただきたいですね。

――大阪とほかの地域では、言葉や題材の伝わり方にも違いがありますか。

言葉遣いもそうですし、すべてが大阪基準ではないですよね。「あっ、しまった。ちゃんと説明しといたらよかった」と思うことも結構あります。昔の映像を見ても、平成なんやなと思う言葉遣いもあります。若いから、ちょっといきっている感じもありますし、今だったら「奥様」と言うところを、昔は「おばはん」と言っていたり。もちろん、「おばはん」と言わないと通じないエピソードなら使うこともありますが、「奥様」で伝わるなら、それでええやんとか。コロナ禍の前ぐらいから、時代の流れの中で、その言葉を嫌がる人もいてはるんやと意識するようになりましたね。



YouTubeから広がった新たな出会い


――今年、過去最大規模のツアーが実現した背景には、YouTubeやラジオによる広がりもありますか。

YouTubeとラジオは大きいですね。radikoで聴いてくれて、「これで俺のことを知ってくれたんや」と思うこともあります。たとえば、8月30日の福岡では、約2200人が入る会場を会社が取ってくれたんです。「無理やって」と言ったら、「週末ですから、いけます」と。結果としては満員にはならなかったんですけど、それでも1400人ぐらいの方が来てくれました。昔から考えたら、あり得ないことです。そのときに「初めて来た方はいらっしゃいますか?」と聞いたら、3分の1ぐらいが初めてのお客さんでした。去年は博多座でやらせていただいて、1300人ほど来ていただきました。エンディングで「また来てくれますか?」と聞いたら、全員が「わーっ」と応えてくれたんですよ。ほな、あの人ら、どこ行ってん!?と(笑)。去年の方が全員来てくれてたら、もっと埋まったやんかと思いました(笑)。高知でも、「初めて来た」という方が半分ぐらいいらっしゃいました。毎回、初めての方が結構来てくれるんです。そういうことを思うと、地方公演を続けることの大切さを感じますね。

――YouTubeの生配信「げちゃ呑み」では、リスナーから「ママ」と呼ばれるなど、普段の舞台とは異なるコミュニティーも生まれていますね。

昔、有吉弘行君に付けてもらったあだ名が「メスゴリラ」だったんですよ。「ゴリラ」じゃなくて「メスゴリラ」なんや、秀逸やなと思って(笑)。それで「メスゴリラやからママやん」となったんです。「げちゃ呑み」は、コロナ禍で何をしたらいいのか分からないときに、何も分からないおっさんが一人で酒を持って、「どうしたらいいか、みんなで教えてもらえませんか」というところから始まりました。事情を知らない人は、こんなおっさんを「ママ」と呼んであるから、めっちゃ怖いと思います(笑)。
でも、本当に皆さんに助けてもらいました。コロナ禍には毎週のように生配信をしていたんですけど、忙しくさせていただくようになって、3か月に1回ぐらいになっていたんです。これはちょっとあかんなと。僕も楽しいですし、喜んでもらえるなら、30分や1時間でも、月に2回ぐらいはやっていきたいと思っています。



エピソードトークは実況中継のように


――兵動さんは、出来事が起きたときの情景を頭の中に浮かべながら話すそうですね。

そうですね。そのときの情景を思い浮かべて、そこに入り込んでしゃべっています。頭の中では、そのときと同じ目線で景色を見ています。その場所でもう一度しゃべっているような、実況中継みたいな感じですね。時々、「うわ、今、めっちゃウケたやん」「ここでこんなにウケるんや」とか思うこともありますけど、基本的には、そのときの場に戻ってしゃべっています。

――ツアー先で起きた出来事が、すぐに語られることもありますか。

ありますね。(ツアー初日の)金沢公演(8月16日)の前日に前入りして、ご飯を食べに行ったんですけど、店の前でたばこを吸っていたら、自転車で走ってきたおっちゃんが、僕の前でキーッと止まったんですよ。僕の顔を見て、「兵動さん、明日行きます」と言って、そのまま行こうとしたんですよ。「いや、おかしないか」と(笑)。明日見に行く人が目の前におるのに、なんでそんな冷静なん?と。「俺が永ちゃん(矢沢永吉)のコンサートへ行こう思ってて、前日に目の前に永ちゃんがおったら気を失うで。なんでそんなあっさり行くの?」と話したんですけど、「ああ、でも明日行くんで」と(笑)。そういう出来事があれば、舞台でしゃべらせてもらうこともあります。



笑いの殿堂・NGKで"お祭り"を


――普段は漫才で立っているなんばグランド花月ですが、一人しゃべりでは何か印象が異なりますか。

ようできた劇場やなとあらためて思います。「笑いの殿堂」と言っているだけに、後ろの方でも見える造りになっていますし、声も届きやすい。お客さんの笑い声が舞台に返ってくる感じもありますし、お笑いの舞台を熟知したスタッフの方ががっつりいてくれる。すべてが整った、いい劇場なんやなと思います。なんばにあるので、劇場へ向かう道中から大阪を感じてもらえるのもいいですね。まだNGKへ来たことのない全国の方にも、ぜひ街をひっくるめて楽しんでいただきたいです。

――6日間、万全の状態で舞台に立つためには、喉のケアも欠かせませんね。

6日間連続はやったことがないので、やってみないと分からないところがありますが、「毎日、打ち上げする」と言っていたんですけど、偉い方から「行ってもええけど、酒は禁止な」と言われたんですよ。それって、めちゃくちゃ行く意味ないやんと(笑)。でも、喉の調子がありますからね。やっぱり声が出てなかったら、話の内容も十分に伝わらない。この6日間は、いつも万全の状態でいられるように、きちんとケアしたいと思っています。

――NGK公演へ向けて、さまざまな準備が進められているそうですね。

はい、スタッフもみんな頑張ってくれています。6日間、のぼりを出してくれたり、タリーズコーヒーさんが僕のラテアートを作ってくれたり、ポスターもみんなで一生懸命貼ってくれたりしています。若い女性スタッフが多くて、いろいろなアイデアを出してくれるんですよ。「TikTokをしましょう」「ブログをやりましょう」と、いろいろ言われています。僕は何も分からへん、言われるがままですけど(笑)、通常公演とは違う、お祭りのような6日間にしようとしてくれています。ぜひ、このお祭りに参加してください!

取材・文:岩本




(2026年9月 3日更新)


Movie

『兵動大樹のおしゃべり大好き。48』

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード:542-788
▼9月6日(日)~11日(金)
(日)(金)19:30 (月)(火)(水)(木)19:00
なんばグランド花月
全席指定-5000円
[出演]兵動大樹
※6歳未満のお客様は、保護者同伴の場合のみ入場可。劇場内での飲食はお断りしております(但しソフトドリンクのお飲み物は可、アルコール不可)。本公演では撮影、収録を予定しており、お客様が映り込む可能性がございます。撮影、収録された写真、映像は、インターネット配信、YouTube配信、DVDなどの各種媒体において使用される場合がございます。内容を一部編集する可能性がございます。あらかじめご了承ください。
※5歳以上または身長110cm以上のお子様はお席が必要となります。ビデオ・カメラ、または携帯電話等での録音・録画・撮影・配信禁止。都合により出演者が変更になる場合がございます。【車いすでご来場のお客様へ】車いすをご使用の方、視覚や聴覚等に障がいのある方で特別な配慮を必要とされる方は必ず購入前にFANYチケットまで要問合せ。ご来場時に障がい者手帳等のご提示をお願いする場合がございます。
[問]
FANYチケットお問合せダイヤル 0570-550-100(10時~19時/年中無休)
FANYチケットお問合せフォーム https://f.msgs.jp/webapp/form/18802_evbb_16/index.do

【富山公演】
▼9月19日(土) 富山県教育文化会館
【神奈川公演】
▼9月26日(土) 横浜にぎわい座 芸能ホール
【静岡公演】
▼9月27日(日) 浜松市福祉交流センター ホール
【岡山公演】
▼10月3日(土) おかやま未来ホール
【香川公演】
▼10月10日(土) レクザムホール 小ホール
【広島公演】
▼10月11日(日) 広島JMSアステールプラザ 大ホール
【愛媛公演】
▼10月17日(土) 松前総合文化センター 広域学習ホール
【熊本公演】
▼10月24日(土) 熊本城ホール シビックホール(多目的ホール)
【佐賀公演】
▼10月25日(日) 佐賀市立東与賀文化ホール
【鹿児島公演】
▼10月31日(土) ライカ南国ホール
【宮崎公演】
▼11月1日(日) 宮崎市清武文化会館 半九ホール
【北海道公演】
▼11月7日(土) 共済ホール
【東京公演】
▼11月18日(水) LINE CUBE SHIBUYA
【愛知公演】
▼11月28日(土)・29日(日) 御園座
【宮城公演】
▼12月6日(日) 電力ホール
【新潟公演】
▼12月19日(土) 新潟市民芸術文化会館 能楽堂

チケット情報はこちら


公式サイト