ホーム > インタビュー&レポート > 三山凌輝が勇気と元気をもらった 『愛の不時着』でミュージカル初挑戦!
世界中で配信されて大ヒットし、日本でも韓流ブームが再燃した韓国ドラマ『愛の不時着』のミュージカル版が日本人キャストにより上演される。主役に抜擢されたのは三山凌輝。今作でミュージカル初挑戦となる三山の思いとは?
ミュージカル版は2022年に韓国で幕を開け、来日公演も行われた。今回はその韓国版と同じ脚本、演出、音楽の韓国人クリエイターチームが揃う。「コロナ禍で何もかもストップした時に、初めて見た韓流ドラマが『愛の不時着』と『梨泰院クラス』だったんです。すっかりはまって観ていたので、オファーを受けて感慨深かったです」と話す。
演じるのは、韓国から北朝鮮にパラグライダーで迷い込んだ財閥令嬢のユン・セリ(花乃まりあ)を助ける北朝鮮のエリート将校リ・ジョンヒョク。「一視聴者としてドラマを観ていたので、まさか演じることになるとは思っていなかったのですが、ジョンヒョクは僕がすごく好きな昭和の男のタイプ。ちょっとぶっきらぼうだったりする中で、キュートさやお茶目さが光り、魅力を感じていた人物でした」。
物語についてはどうだろう?「北朝鮮と韓国のあまり触れられないようなテーマをエンターテインメントに昇華させているのはすごく面白いなと思いましたし、ラブコメの要素もありながら、国同士のリアルな問題も垣間見えて深いんです。製作側の覚悟のようなものも感じました。最終的にどんな状況でも、人生の岐路に立たされても、自分自身で決断し、道を選び取っていく。僕にとっても背中を押してくれた作品でした。エンターテインメントという世界に対しても、今後の自分の活動に対してもすごく勇気と元気をもらいました」。
舞台経験はあるものの、ミュージカルは初めてだ。「『レ・ミゼラブル』などの有名映画は観ていますが、ミュージカルの舞台を生で観た記憶はなく、主演で初めてステージに立つのが僕のミュージカル初体験です」と笑う。メロディラインが美しい壮大なものからポップス、ロック風まで幅広い楽曲も特徴だが、歌い方は変えるのだろうか。「ミュージカル風にと小手先を使った歌い方をしたら、作品の良さが自分の魅力も含めて薄れてしまう。あくまでも役や立ち振る舞いを通して楽曲に入っていきたい。そこで調和を見つけたり、幅広い歌声で聴かせられたりできるんじゃないかなと思っています」。
取材時はまだ台本も届いていない段階で、改めてドラマを全編見直したそうだ。「ジョンヒョクはユン・セリにイニシアティブを握られていて、ふたりのパワーバランスが見えてくる。ユン・セリが強いけど、彼女によってジョンヒョクのピュアさ、かわいらしさが引き出されている。お客さんが見ていてクスッと笑えるような、感情移入しやすい人間味が出るアプローチの仕方ができればいいなと思っています」。
出演が決まってから韓国に行き、演出家のパク・ジヘに会った。「すごくエネルギッシュな方でした。韓国はアクションも素晴らしくて、今作はアクションシーンが多いんです。僕は格闘技をやっていてアクションが大好きなんですが、今まで映画に出演してもそんなシーンがあまりなくて。今回ばかりは板の上でリアルにアクションができるとすごく楽しみにしています。パクさんが『アクションのレベルをどうしようか』という話をされていたんですけど、『絶対落としたくないです』と伝えました。そこも含めてインパクトのある作品にできれば」とワクワクしている。
今年からソロアーティストとしても活動。自身が作詞作曲、プロデュースを手掛けるシングル曲のリリースのほか、ジュエリーやバッグのプロデュースも。「結局、全部好きなものという自分のバックボーンから出てきていて、自己表現の場を作る、ある種のテーマパークを自分の会社や僕自身で繰り広げることができたら。俳優・アーティストの三山凌輝は、誰にも代わりができないっていう部分が強みで、どこまで僕の価値を高められるかだと思っています」ときっぱりと話す。
得意の歌やダンスに加え、英語も堪能。今後は世界を目指しているのだろうか。「もちろん、大前提で考えてはいます。できれば火星まで行けたらいいねと(笑)。さらに地球を超え宇宙でも活躍できるみたいなところまで行けたら、僕にとってのある種の不時着です」とまとめてくれた。ちなみに、エミネムのラップのスピードを超えることを目指したという三山の高速ラップの楽曲「I'M THE KING」のように、インタビューで話すスピードも英語のごとく速い。「これでもゆっくり話しているつもりなんですけど(笑)。頭の中は英語で考えている英語脳? 日本語と英語、両方ですかね。いや、宇宙脳かな」とおどけた。韓国には友達も多く、韓国語も少し話せるそうだ。
韓国版『愛の不時着』の日本公演では、劇場にミュージカルファンだけではなく、多くの韓流ファンが詰めかけていた。「僕も新たな層のお客さんと出会えそうで楽しみです。作品自体のリスペクトを踏まえた上で、日本人キャストならではの作品を紡いでいきますので、期待して待っていてください!」。
取材・文/米満ゆう子
(2026年7月 7日更新)
チケット発売中 Pコード:541-617
▼7月31日(金)15:00
▼8月1日(土)13:00/18:00
▼8月2日(日)13:00
東京建物 Brillia HALL 箕面 大ホール
(箕面市立文化芸能劇場)
全席指定-15800円 U22(引換券)-7800円(来場時22歳以下対象/当日座席引換券/年齢明記の身分証要)
[出演]三山凌輝/花乃まりあ/KAZUTA(n.SSign)/中村麗乃/上田堪大/他
※7/31(金)15:00、8/1(土)18:00公演はアフタートークあり(7/31:三山凌輝・花乃まりあ・上田堪大、8/1: KAZUTA・中村麗乃・上田堪大) ※イベント参加キャストは変更になる場合がございます。ご了承ください。
※未就学児童は入場不可。ひざ上での鑑賞不可。車いす席をご利用のお客様はチケットをご購入の上、事前にお問い合わせ先にご連絡ください。公演中止の場合を除き、チケットの払い戻しはいたしません。やむを得ない事情により出演者が変更になる場合もございます。出演者の変更による払い戻しは致しません。2枚以上でご購入されたお客様は、状況によっては連席でご案内できない場合がございます。予めご了承ください。チケットご購入の際には、ご自身の体調や環境をふまえご判断くださいますようお願いいたします。ご来場前に必ずオフィシャルサイトにて最新の情報をご確認ください。
[問] キョードーインフォメーション■0570-200-888(土日・祝を除く)